シャンソン歌手

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シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY  令和初 銀座ヤマハホールスタジオ 「銀座でシャンソン」コンサート 五月三十日 大安吉日

2019年05月30日 03時54分14秒 | Weblog
明日の舞台本番は 私のラッキーカラーは紺色

幾度も着たことのある 手持ちのシルクの青いシンプルなドレスを選びました。
成城から引っ越すとき 200着もあった舞台衣装を100枚に減らして
きたのですけれど
それらを 着ないと・・・
好きでゲットした衣装なので
なかなか 捨てたくはないドレスが100枚。

新しいドレスを買い続けたいけれど・・・
手持ちのドレスも 好きです。

先回の東京国際フォーラムのときは ブルースパンコールのおニューを
購入しました。ラッキーカラーは青の日。

7月7日 NHKホールのパリ祭は ラッキーカラー赤
いま ネットで探している最中です。
八月のパリ というシャンソンに相応しいおニュードレスを必ず見つけます。

衣装は曲の雰囲気を盛り上げてくれるので
大切な重要な道具
そして 
自分では自分の舞台姿は見れないので
いつも 多少不安を抱えながら
鏡の前で 全身を映して
しわ や裾の長さのチェックをします。

いまさっき
シルクのドレスに もう一度アイロンを掛けました。
私は 衣装に関して神経質な面があります。
芸大の入学試験の時
芸大の恩師が 衣装に関してはとても
繊細な方でして
ワンピースを二枚 薄いピンクと 薄いベージュのワンピースを
購入して
恩師は 薄いピンクになさい・・と アドヴァイスを下さり
ルッチのアヴェ・マリアという 課題曲を歌いました。

今とほぼ変わらない体形でした。もう少し痩せていて
45キロで
まだ 清純でしたので
芸大の入学試験や 滑り止めの試験も
とても良い成績で 合格したと 恩師が教えてくれました。
たしか 薄いピンクに 白いレースの襟と袖がついていて
Aラインでした。

マリア様に見えましたよ・・・なーんて
先生たちから褒められたわよーと 我が恩師が母に伝えてくれて
えーーーーぇ
それから
私は クリスチャンにならなければならないような
気持ちになったものです。

つい 数年前
我がお寺のお坊様に「私 カトリックのクリスチャンになる洗礼を受けて
懺悔して 過去の罪を告白して 天に行きたいのですが
この 曹洞宗の親たちのお墓にいれてもらえますか??」と
伺ったこともあります。

なかなか哲学的なお坊様で いいですよ かまいませんよ。
と 私を安心させてくれたのですが
それから
数年経ち 現在の私は
なんだか どんどんと気持ちが 穏やかになり
自分なりの善行を施していれば
天で
罰せられるのか 許されるのか
とりあえず
いまのままで 良くなってしまいました。

ボケが始まったわけでもないけれど
過去に対して 強い懺悔の気持ちが 起こらなくなり
いまのまま この幸せな音楽生活の人生に
感謝して ありのままの私で あるがままを受け入れよう・・と
思い始めました。

現状に足掻いたりする必要もない
がむしゃらに 体制に反発したり
過去を悔やむより
いま 私が楽しまなければならない事が
沢山あり過ぎる。

明日のシャンソンは 男と女の別れ唄。
私が もっとも得意とする分野です。
運命で 私は 沢山の人に愛され
そして沢山の別ればかりを
知り尽くしています。

案外プライドが高い昔人的な部分もある私なので
今流行りの 肉食系では 決してないですが
好きになってくれると有難いから 好きになってあげなきゃー
みたいな そんな
頂いたら お返ししなくちゃ みたいな私の恋愛でした。

別れは いつも辛いです。身を切られる思い。
どちらが悪いわけでもなく
何時か 愛が消えていっただけ・・・
経済や 子供に縛られていない場合 愛が無くなれば
別れた方が精神は救われるものですけれど

かといって そんなに簡単に割り切れないのが
男女の愛と分かれ というものです。
さあ
明日は久しぶりに 
ゆっくりとした 大人の切ないシャンソンを しっとり歌います。