私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

鶏籠山 けいろうさん 218m

2017-01-16 15:37:37 | 山歩き

 1月16日(月)   天気:晴れ、時々 雪   室温:13.6℃    2.5万地図:龍野

 きょうは 今年の干支の山 たつのの鶏籠山に 登ってきました。 9時半ころ 起きると いいお天気
だったので 鶏籠山へ登ろうと 11時前に 家を出ましたが たつのへ着くころには 雪が降ってきて
龍野橋から 目の前の鶏籠山が見えません。  龍野公園へ行き インスタントコーヒーを 飲みながら
休憩しましたが 雨交じりの雪は 激しくなって やみそうにありません。  山を諦めて 帰ろうとする
と 急に 空が 明るくなり 快晴に。 また 駐車場に車を 停め直して 12時ころ スタート。
 龍野城の西櫓から 龍野城(本丸御殿)に入り 咲き始めた紅梅を見ながら 登山口へ。  登ってい
ても 気には なりませんが 雪が降ったりやんだり・・。  帰るころには また いい天気に・・。

 龍野橋から 雪で 鶏籠山が見えません。 歴史文化資料館に 車を停めようと思いましたが 車止め
があり 入れません。 龍野公園の駐車場に 車を停め 休憩・・。 雪は止みそうにないので 帰ろう・・・。

 ところが 急に明るくなり 雪は ぱったりとやみ 嘘のような晴天になりました。 町中の観光駐車場に
車を停め直し 龍野城へ。 龍野城横の登山口から 扉を開け 山に入ります。 前に来たとき 道が
分かり難いところがあったと思いましたが 矢印の道標があり 丸太階段を探せば 道は 判ります。
 ここは 国有林で 整備はされないのか うっそうとした森林で 倒木や落ち葉が 散乱しています。

 きょうは 鶏籠山という 山登りですが 歴史探索でもあり 龍野古城の歴史をたどりながら 山頂の
龍野古城を歩きます。 山頂に 龍野古城がある 原生林に包まれた 「鶏籠山」 は 鶏の伏せた籠に
似たような 山だったので その名がつけられたといわれ 山頂には 今もなお 風雪に耐えてきた城の
石垣などが残っています。
 山頂の城は 明和8年(1499)に 赤松一族によって 築かれ 赤松村秀が 最初の城主となり
政秀、広貞、広英と 城主になり 四代78年 続きますが・・・。

 龍野城の裏の登山口から 山へ入り 大手道を登り 削平地や 土塁、二の丸跡などを見ながら 山頂
の本丸跡へ登り 北へ降りて 両見坂へ。 両見坂から 紅葉谷を下ります。 鶏籠山登山マップを参考
に マップにある見どころを巡ります。 本丸下の矢竹群生は 見ることができませんでした。


 山へ入ると 雪は降っていないのに 大粒の水滴が 雨のように落ちてきます。 溶けた雪?
土塁跡→の道標があったので 右へ入ると 南斜面にありました。 上は 削平地で 昔は 矢倉、米倉、
など 櫓を建てたり周囲に 土塁を設け 敵の攻撃に備えていました。 削平地は 何段もあります。

 二の丸跡の下(南側)には 三重、四重に 削平地が設けられ 土塁が 張り巡らされています。 

 二の丸は 本丸の外側にある城郭で 二の丸の広さは 東西14m、南北27mあるそうです。
二の丸跡から なだらかな道を行くと 本丸跡にでます。 本丸の周囲には 石垣が一部残っています。

 天正5年 織田信長の命を受け 羽柴秀吉が 播磨に侵攻し 秀吉軍は 2万の大軍で 揖保川まで
攻め寄り 赤松広英は 赤松の滅亡を憂い 城を明け渡し 秀吉の軍門にくだります。 のちに 広英
は 但馬の竹田城の城主となります。  龍野城は 横須賀正勝、福島正則、木下勝俊、小出吉政など
が 代々城主となります。 1598年ころ 山頂の城を取り壊して ふもとの現在地に 城が築かれます。
関ケ原の合戦後は 池田輝政が 城主となります。(城代 荒尾成房)・・・寛永14年 京極高和が 城主
となりますが 丸亀藩へ転封となり 一時 徳川幕府の直領となります。

 徳川の時代になると 元和元年(1617) 本多政朝が 入城し 藩主が 入れ替わりながら 藩主
脇坂安斐が 明治4年の廃藩置県まで 続く。  本丸への石段は 昔 武将たちが 登り降りしてい
た古いものです。 本丸の北東部には 石垣が 残っています。

 本丸の下、石だたみの先には 八幡宮がありました。 赤松氏が 築城の際 守護神として 建てられ
た社で のち 城主・脇坂安政によって 再建された。 現在は 城山八幡宮として ふもとの龍野神社
の境内に 移されています。 八幡宮跡の辺りには 瓦の破片が 散乱しています。

 尾根を 両見坂へ降りる途中 1カ所 北の景色が見える窓があり 揖保川の奥、右に見える山が この前登った
鶴嘴山だと思います。 鶏籠山は 見晴らしは あまりよくなく 竪堀跡を過ぎた辺りで 左に 的場山が見えるだけ。

 両見坂に降りました。 ここは 十字路で 直進すると 的場山へ登ることができます。 この辺りは
檜皮(ひわだ)の森林で 屋根用の材料として 檜皮供給の森林(国有林)として 指定されています。
 ここにある石灯籠は 今は 一基しかありませんが 以前は 左右にあったそうです。 ここから 左の
紅葉谷へ降ります。

 鳥ヶ撓番所跡は 龍野藩脇坂氏の番所があり 重要な見張りの要所になっていました。 屋敷内に
泉水(庭の池)跡、井戸が残っていて 細い川の跡のようなものも。 少し下にあるのは 侍屋敷の
蹲(つくばい)で 手水鉢に水が落ちています。 この辺りにあった侍屋敷の庭に置かれていた?
 気付きませんでしたが 蹲いの右に 歌碑があったようで 第二代 龍野町長 長中井顕の歌が 刻
まれていた。   みたらしに あふるる水の 勇ましく のぼるや神の 力なるなむ

 分岐があり 右に行くと 野見宿禰神社へ行けます。 野見宿禰は 神話時代の出雲の国の人です。
垂仁天皇のとき 力持ちを自慢する大和の国の当麻け速と 天皇の午前で 力比べをし 負かし 天皇
から恩賞として 領地を与えられ 朝廷に使えることになりました。 これが 相撲の始まり。
 宿禰が 出雲国に帰る途中 この地で 病気で亡くなり 報せをうけた出雲の人たちが たくさん やっ
てきて 揖保川の石を手渡しに 運んで この地に墓を作りました。 人たちの姿が 野に立つように 見
えたことから 「立野」 と呼ぶようになり 後に 「龍野」 と改められた・・。

 紅葉谷には 安田清風の歌碑もあります。 刻まれている歌は
      もみじ葉の 下ゆく我を よびとめて 清くやさしき 谷水のこえ

 龍野公園の聚遠亭に寄ってみました。 雪が残っていて 雪景色が撮れるかと 思ったのですが
雪は すっかり消えています。 脇坂家の前を歩いて 駐車場へ。 13:20ころに戻りました。
 きょうは 雪を踏みしめて歩く場面もあり 気持ちのいい山歩きができました。


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2017年 とんど

2017-01-15 12:29:44 | 日記
 1月15日(日)   天気:曇り 時々 晴れ 時々 雪   室温:14.6℃

 きょうは 地元の ”とんど” です。 あいにくの天気で きのうからの雪で どんどが行われる休
耕田も 少しぬかるんでいるし ときおり 雪も降り 風もあります。 お昼前に 見に行きましたが
既に とんどは 完成して 皆さんは お昼休憩に行かれ 誰もいませんでした。
 家に帰って テレビを見ると 京都で行われている 全国都道府県対抗女子駅伝をしていますが
すごい雪が降って 画面がよく見えない。 神奈川、千葉、長崎が トップ争い・・? 結局 京都が
優勝しましたが 最終区 岡山の追い上げは 見事でした。 京都とは 2秒差。
 5時過ぎ 点火するころに また とんどを 見に行ってきます。

 ネットを見ると どんどは 無病息災を祈り、良い年を迎えるための行事で 小正月(1月15日)の
行事で、正月の松飾り・注連縄(しめなわ)・書き初めなどを 家々から持ち寄り(地元では 子供会が
集めます)、日本全国に 伝わるお正月の火祭り行事です。 現在では 宗教的意味あいは少なくな
っています。

 一般的には、田んぼや空き地に、長い竹や木、藁、茅(かや)、杉の葉などで 作ったやぐらを組み、
正月飾り、書き初めで 飾り付けをしたのち それを燃やし、残り火で、柳の木や細い竹にさした団
子、あるいは 餅を焼いて 食べるという内容で 1月15日前後に 各地で行われます。
 どんど焼きの火にあたったり、焼いた団子を食べれば、その1年間 健康でいられるなどの言い伝
えもあり、無病息災・五穀豊穣を祈る 民間伝承行事です。

 5時に点火しますと 放送があったので 5時前に行きました。 5時に 自治会長さんらが 四方から点火。
外装は ワラなので 一気に燃え上がりますが 風があるので 炎が流れ 上に上がりません。 最上部の
笹が燃える前に 途中が 折れてしましました。 今年の恵方の方角に倒すはずですが・・。 恵方は?
 きょうは 寒いし 足元も悪いので 早めに引き上げました。



 17日の新聞に 坂越で 3年ぶりに 曳きとんどが催されたと 載っていました。
ササやわらで作った 「とんど」(高さ約5m、直径約3m)を 引っ張って 町中を練り歩き
海岸の広場で とんどに 点火するそうです。 今後は 5年に 1回程度の開催を 目指すとか・・・。 
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揖保川公民館で 命ほっこり 明かり展

2017-01-14 13:43:57 | ギャラリー散策
 1月14日(土)   天気:晴れ、雪ちらつく   室温:14.0℃

 きょうは 揖保川公民館へ ”第11回 ありがとう 命ほっこり 明かり展” を見に行きました。
きのう 歓創居で 新聞を見ると 揖保川町の山津屋で 明かり展をしてると 載っていました。
 ソーローの私は 山津屋公民館で していると 早合点。 山津屋公民館へ行きましたが 閉
まっています。 一度 家に帰り 公民館へ電話して 確認すると 揖保川公民館 でした・・。
 もう一度 行きます。 国道の正条の交差点で 右折すると 約200mほど北に 公民館があ
ります。


 きのうの新聞には  光のアート作品を集めた 「ありがとう 命ほっこり 明かり展」 が 揖保川
町 山津屋の公民館で 開かれている。 ランプシェードや ステンドグラスなど 約30点が 包
み込むような 和みの空間を作り出している。 竹取物語を題材に 切り絵も。 揖保川中学校の
美術講師だった 山本真由美さんが 2007年から 毎年 震災のあった 1月17日に 合わせて
開いている。 11回目の今年も 揖保川中学の美術部、OBら 14人が 出品。


 「命ほっこり 明かり展」 は 阪神・淡路大震災から 学んだ命の大切さが 原点です。 切り絵
で表現した 「竹取物語」 作品の一つの場面を 明かりを通して見たり いろいろな材料の作品
表現で 想像と工夫に 挑戦することにより 見る人に感動を伝えたいと 思います。 人の心を
ほっこりと 和ませてくれる 「明かり」 の放つ温もりを どうぞ 共有してください。
 また 中学生の日々の美術活動での努力作品を 披露する機械にしたいと思います。
出品者は 明かりの会、美術部OB会、特別講座、揖保川中学 美術部(3、2、1年) 27名。





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歓創居で 2017年 年賀状展

2017-01-13 13:44:04 | ギャラリー散策
 1月13日(金)  天気:晴れ   室温:14.6℃

 きょうは 青山北3の歓創居へ ”2017年 年賀状展” を見に行きました。 丸投三代吉さんが
生前に書かれた年賀状や 今年きた年賀状や 絵手紙作家の芦谷登美子さんの干支や 花の絵
など 約120点が 展示されています。  歓創居では 1月27日から ”來住しげ樹とサロンの仲
間展” が行われる予定です。  來住さんは 元岡之山美術館の館長です。
 新聞を見ると 揖保川町の公民館で 明かり展が行われていて 30点 展示されているそうなの
で また 行ってみます、 








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好古学園大学校 42期生 卒業作品展

2017-01-12 13:27:38 | ギャラリー散策
 1月12日(木)   天気:晴れ   室温:13.5℃ 寒い

 きょうは 姫路へ行きました。 9:59の電車で 姫路へ行き イーグレひめじへ。 市民ギャラリー
では 好古学園大学校 大学院 ”42期生 卒業作品展” が行われています。 写真展も行われて
いますが 写真禁止。 木版画作品展が 今日から行われる予定ですが まだ 準備中・・。 
 中井三省堂画廊は 先週に続き ”北村泰正 姫路城写真展” が 行われています。 これは パス。
山陽百貨店の美術画廊では ”上村三代 版画展” が行われていました。
 きょうは 早めに駅へ戻り 11:58の伝電車に乗ろうと思いましたが 電車は 3分遅れ。 奈良線
で トラブルがあったようですが 神戸線まで 影響するとは・・。 ホームで 待っていると 冷たい風
が吹いてきて きのう散髪したばかりの首筋が 冷たい・・・。

 イーグレひめじの市民ギャラリー第2展示室では ”幼一 「羅漢さん」 展 木版画作品展” が 準備中。

 第3・4展示室では 好古学園大学校 大学院2年 美術A科 ”42期生 卒業作品展” が行われて
います。 油彩画を始めて 6年になるメンバー17名が 卒業を機に 日頃の成果を 発表。 約100点
を 展示。 講師は 瀧本周造さん。 卒業後は 42期生から 詩風(しふう)会をつくり 活動を続ける
とか・・。 また、ここからはじまる。







 1階のカフェ・ゆうゆうゆうで 休憩して 山陽百貨店へ行きます。

 美術画廊では ”上村三代 版画展” が行われています。 三代とは 上村松園、松篁、淳之。 
格調高い 近代美人画の完成者、女性で初めて 文化勲章を受章した 上村松園。 気品ある優美な
色彩感覚の花鳥画を描かれ 文化勲章を受章した 上村松篁。 現代の花鳥画に 新しい展開を求めて
研鑽を重ねている文化功労者 上村淳之。

 きょうは 3分遅れの11:58の網干止の電車で 帰りました。

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