私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

浦山 うらやま 119.6m

2010-03-08 16:00:04 | 山歩き
 3月 8日(月)  天気:曇り 下山後 晴れ   地図:姫路南部・加古川

 きょうは なたね梅雨の合間 うらやま に登りました。 しばらく 山へ行っていないので 足の裏の
水虫が ムズムズしていました。 土・日は 天気が悪く 山へは行けないし・・。
 浦山は 姫路市東部 御国野町の山です。 きょうも 姫路の低山めぐりで 「播州野歩記」を参考に
南の大歳神社から 尾根を 東へ歩きました。 道は整備されていて 歩きやすく 展望もよく いまいち
な お天気を除けば いい山歩きが出来ました。 1時間半ほどの 超ショートコースです。

 朝方は 厚い雲に覆われていたので 様子を見ていたのですが 明るくなってきたので 9:28 出
発。 平日も この時間は 姫路バイパスは スムースに走れます。 播但連絡道に廻り 9:58 花田
IC(100円)を降ります。 南へ向かい 二つ目の深志野の信号で左折して 播但連絡道の下を潜り
駐車場所を探しながら進みますが・・。 北東の道に入り 石碑のある所へ停められそうでしたが 左
折して 集落の細い道を真直ぐ西へ進み 五社宮の前に来ると 男の人が四人居たので 了解を得て
駐車させてもらいました。 10:15 駐車。 花田ICから 2.4km 家から26.7km。
 左の黄ジャンパー姿の人が 地区の顔役? 山へ登ると言うと 野犬に注意するよう言われましたが
野犬は いませんでした。

下の地図が 本日のルートです。 地図では 120mピークが 三つありますが 南から山を見ると ピ
ークは 四つ見えます。 三角点ピークは 一番左です。


 10:17 スタート。 教えたもらったとおり 五社宮の前の橋を渡り 思出川の右岸を川に沿って 西
へ進むと すぐに 大歳神社の鳥居に出ました。 右の道には 車止めがしてあります。 鳥居を潜り 階
段を上がり 大歳神社へ。 拝殿前は 広場になっていて 東~南が 見えますが 景色は もう少し上
で見る方が いいでしょう。 お賽銭を入れようとすると なんと 賽銭箱は コンクリート製です。 上に
貯金箱のように 小さい口があり お賽銭を回収するときは 下の部分を壊すようで セメンで補修した
跡があります。  これは 盗難防止策? お参りをして 右裏から 山へ入ります。



 ここに 野歩記さんの時にはなかった?道標が 設置されています。 山の上で会った人は 初日の出登山
のため 年末に地元の人が出て 登山道を整備すると言っていました。 登山道は 岩の露出する所もありま
すが なだらかで 歩きやすい道です。 しばらくは 雑木林で見晴らしはありませんが 少し登ると 岩場に
出て 見晴らしが良くなります。  一本道で 迷いそうにない道ですが 何故か テープがあります。
 途中で 老人が 一人降りてきました・・。 毎日登山?


 東寄りに 尖った桶居山の尾根が西に伸び 南には 僅かに 瀬戸内海が見えますが 家島は見え
ないようです。 沿岸部の煙突から 白煙が 横に流れているので 少し 風があるようです。 南西には
すぐ近くに 鉄塔の乗る南山があり 西寄りには 小富士山・仁寿山が並んでいます。 その左手前の
森は 姫路市の最低山の壇場山でしょうか? 兵庫県の最低山は 赤穂の唐船山19mということに
なっていますが 壇場山(古墳)10m?の方が 低いはずですが・・。



 西は 姫路市街が一望でき 右寄りには 私の悪い眼でも 姫路城が 確認できます。 下の写真
は すこし ズームアップしています。 山頂手前の岩から 桶居山の鋭鋒を見ながら 浦山に登頂。
 どこだったか 東の120m+ピークの南斜面の岩壁が見えたのですが 手前の木が邪魔で
写真を撮るポイントが ありませんでした・・。



 10:41 浦山119.6m に登りました。 三角点の周りは きれいに整備されています。 ”浦山”
のプレートはありますが さらに先に ”山頂→”の道標があったので 地元の人は 東の120m等
高線の一番高いピークを 山頂としているようです。 ここは 雑木に囲まれ 展望は ありません。
 三角点の左に シャシャキがあり 白い小さい花が 満開です。 香りは 未確認・・。 歌って踊れる
植物博士の と~こさんのページに 檀特山の ”ヒサカキ”とありましたが ヒサカキが 正しい名なの
でしょうか?  ここから 右に方向を変え 急な下りです。 



 尾根を東へ歩いていると ツツジは咲いているし 北の展望もあり 庄山や山陽自動車道方向
が見渡せます。 11:53 西の120mピークへ登りましたが 岩の点在する頂には 子どもが捨
てたと思われる菓子袋が散乱しています・・・。
 次の120mピークへの登りにかかると 後方が開け 先ほどの120mピークの岩斜面や 奥に
姫路市街が望め 山の南裾には 竹林でしょうか? 緑の絨毯を敷いたようです。


 東の120mピークは なだらかで 分からず通り過ぎてしまいましたが 11:05 頃でしょうか?
下りにかかると 分岐があり 左は Aコース 直進は Bコースとなっています。 とりあえず 左のAコ
ースの偵察に・・。 少し下ると 前方に鉄塔が見えます。 写真を撮って 引き返しましたが よくよく
考えると さっきの鉄塔は 野歩記さんが 寄り道した鉄塔じゃない? 私も行かなきゃ また 戻ります。
しかし この道は シダが茂り ヤブになっています。 まあ 歩けないほどでは ありませんが・・。



 50mほど ヤブを歩くと いい道に出ました。 鉄塔の巡視路のようです。 この辺りは 北西が開け
送電線鉄塔が 並んでいます。 その奥の山は 増位山、広嶺山でしょう。 11:15 姫路南支線の
鉄塔7に出ました。 西の景色が見え 姫路城が確認できます。 奥の山は 苫編山~籾取山。
 左には 歩いてきた尾根の三つのピークが並び 後方には 東の鉄塔6も 見えます。



 鉄塔から 50mほど戻ると 左(東)に 丸い岩があるので 上がってみました。 オレンジ色の苔
に覆われた赤岩は 絶好の展望台で 目の前には 鉄塔6があり 飾東町・志吹の集落の奥に こ
の前歩いた高山・西尾根が一望できます。  いい里山の景色が広がっています。
 戻るときは シダヤブを通らず 歩きやすい巡視路を 直接 鉄塔6へ向かいます。 尾根道と合流し
た先が 鉄塔でした。


 11:27 鉄塔6。 ここに ゴルフクラブで 空振りの練習中の男の人が居ました。 鉄塔のナンバー
を確認していると 何かの調査ですか?と言われてしまいましたが・・。 また この人は 神社から ここ
まで20分くらいですか?と言われましたが とんでもない。 70分かかりましたよ。
 ここは 雑木に囲まれ展望はありません。 鉄塔の写真だけ撮って 東へ降ります。 ここからの下り
道も 東が開け 下には 老人ホーム・志深苑の赤い屋根が見え 左に 高山西尾根が見え 右には 桶
居山・西尾根が望めます。 開けた展望尾根を歩くのは 気持が良いものです。



 雑木林に入ると 急な下りになります。 ここに咲いていた赤いヤマツツジを撮ろうとして 湿った
地面で左足が滑り 股裂き状態に・・。 右の膝の部分が 泥まみれに・・。 急坂を下り 開けた所
に降りると 地切池でした。 池の土手から 北が開け いい里山の田園風景が広がっています。
 道路に出たところに 黒い御影石?の立派な石碑があり ”地切池”と 刻んでありました。
向かい側は 老人ホーム・志深の苑で 瀟洒な立派な建物です。 私も そろそろ 老人ホームに
お世話になる歳ですが・・。 見学することは 出来ませんでしたが でも ここは 高そう・・。



 後は 道路を歩いて車に戻るだけですが 住宅街の細い道路を歩くのは ぞっとしません。 車も
通りますし・・。 てくてく歩いていると 朝 五社宮で お会いした黄色いジャンパーの人が 車で通り
かかり 降りてきたか?と 声をかけて頂きました。 道脇に咲いている花を撮りながら ぶらぶら歩
き 石碑(粗大ゴミ集積場)で 右折して 北の歩いた稜線を見ながら 西へ歩き 12:09 車に戻り
ました。 山から降りる頃には 空は すっかり 青く晴れわたり 春の陽射しが 照りつけます。
きょうは 10:17 スタート~12:09 着で 2時間足らずの行程でした。

 

 車で コンビニ弁当を食べ 12:26 帰路につきます。 車を停めた五社宮から 播但連絡道の下
に出るまでは 道が超狭く 特に右折して 小さい橋を渡る際は 超慎重に・・。 播但道を潜り 深志野
の交差点で右折して 北へ向かい 12:36 花田ICから 播但連絡道に入り 姫路バイパスで帰ります。
 花の写真は オオイヌノフグリ、ボケ、プリムラ・マラコイデス と思いますが 黄色の花は?


 この時間帯は 姫路バイパスもスムースに走れます。 ちょっと寄り道をして 13:43 家に帰
りました。 本日の走行距離は 往路 26.7km 復路 花田ICまでの2kmと 寄り道分を含め
28.3kmで 計 55kmでした。 きょうも いい山歩きができました。

 
コメント (8)
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