私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

相生・文化会館で 船岡美和子 作品展

2022-03-01 14:52:24 | ギャラリー散策
 3月 1日(火)   天気:曇り のち 雨   室温:15.7℃

 きょうは 久しぶりに 相生へ行きました。 きょうは 雨ですが、車で行くので
問題ありません。 まず 自家焙煎珈琲・ぶどうの木へ行って モーニング?をいた
だきます。 そのあと 相生文化会館へ行き、”船岡美和子 作品展 ~秦河勝と仏たち
~” を見てきました。

 相生市相生の相生文化会館へ行き、、”船岡 美和子 作品展 ~秦河勝と仏たち~ ”
を見ようと思いますが、文会館は 閉まっています。  水曜日が 休みと思いましたが、
火曜日が 休館日でした。 雨の中 来たので、すごすご 帰るわけには いきません。
 事務所の窓をたたいて、休日出勤の係員に お願いして、裏口を開けていただきました。

 
 ”船岡 美和子 作品展 ~秦河勝と仏たち~ ” には、仏画家・船岡さんが描かれた
秦河勝の肖像画などの額や軸が 13点 展示されています。
 船岡美和子さんは、1952年 相生市生まれ、仏画を 30年以上描く。
 相生市周辺に 点在する 「大避神社」 に興味を持ち、そこに祀られる 「秦河勝」 を
 描き始める。 これまで 個展、二人展、グループ展を 多数開催。
 
 秦河勝は、3世紀頃 渡来。 高度な技術力と 豊富な経済力で 桂川に灌漑用大堰を造り、
嵯峨野一帯を開拓、土木、養蚕、機織、醸酒など 産業の発展に貢献。 耕地、水田の開拓、
寺院建設、須恵器作り、塩つくり、養蚕、伎楽・能楽・舞楽などを 広める。
 聖徳太子(厩戸王)の側近になり、6世紀後半~7世紀前半に 軍政人として 活躍。
太子から 仏像を賜り、弥勒菩薩を ご本尊として 603年に 広隆寺を 建立。

※世阿弥は「風姿花伝」に「(能楽の祖とされる秦河勝が)播磨の国しゃくしの浦につく」
と記し、赤穂の坂越浦に 着いたと伝わる。 秦河勝を祭る大避神社が 赤穂郡には 約20社
あり、秦氏の伝説が 多数残る。 相生市域には、河勝の来航伝承をはじめ、三本卒塔婆や
「ぶん福茶釜」伝説が伝わり、市民にとって 身近な存在です。

 そこで、各地に伝わる秦河勝像と 河勝に関連する仏像・仏画等を もとにした作品を
制作することにしました。 展示作品は、令和元年から 現在にかけて 制作したもので
す。 市民や秦氏に関心をもつ皆様にご覧いただき、いにしえに 想いを馳せていただ
ければ 幸いです。

※大避(おおさけ)神社と秦河勝
 若狭野町下土井に大避神社があります。 祭神は 大避大神で、秦河勝公、稲倉魂命、素蓋鳴命の
 三神を祀っています。
 秦河勝公は、たびたび、矢野の三濃山に 狩に来ていました。 その途中、休憩した先で、村人に
 養蚕の仕方を教えました。 そこで、村人は、これを喜び、その恩に報いるために、土の壇を設けて、
 酒や食事などをふるまって もてなしたといいます。
 さらに、その後、この地を 土田村と言っていたので、土田の宮と呼ぶようになりました。
 『相生の伝説と昔話』では、すでに、三本卒塔婆(忠犬伝説)」と「蘇我馬子と入鹿淵の伝説」で、
 秦河勝と大避神社を 簡単に紹介しています。
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※若狭野町 下土井の大避神社へは 2017.11.28に訪れました。 そのときの
 ”相生探訪ウォーキング” は <こちら> を。


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