私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

大正ロマン館で 横山省三の俤(おもかげ)

2020-12-09 14:42:24 | ギャラリー散策
 12月 9日(水)   天気:晴れ・曇り   室温:20.3℃

 きょうは たつの市龍野町上霞城の醤油の郷 大正ロマン館へ ”横山省三の俤(おもかげ)”
を見に行きました。 この前の歴史文化資料館の ”龍野城下のたたずまい展” の連携展示会です。

 大正ロマン館の前身である 龍野醤油醸造同業組合事務所の設立に大きくかかわった 初代組合
長の横山省三の事績を中心に 近代以降の龍野醤油醸造の活況ぶりを紹介する企画展で 横山
省三関連資料、旧龍野醤油同業組合関係資料の他、ヒガシマル醤油の唄 樽をたたいてトントン
節」の歌詞カードなど、約30点の資料・写真が展示されています。
 今日の新聞に ”醤油の郷 サンタお目見え” と載っていたので それも見てきました。


 横山省三(1849-1910)は、明治時代の実業家。 明治43年5月21日死去、 62歳。
 嘉永2年4月生まれ。大坂で修業し、郷里の播磨 龍野で 家業の醤油醸造業を継ぐ。
 明治13年 龍野醤油醸造組合を結成。 品評会の開催、試験場の設立を行って、
 うすくち醤油の技術改良をすすめる。 県会議員をつとめた。


 龍野藩は、王政復古後、窮迫する藩財政の建て直しを図り、半官半民の生産局を設けて、
 醤油を藩業にしようとした。 その矢先、明治4年の廃藩置県により すべて計画倒れに終り、
 業界は 一時無統制の過当競争に陥った。 これを見た横山省三は、龍野醤油の将来を憂い、
 明治9年 有志と謀り、龍野醤油醸造組合を結成した。 自ら組合長となり 近代的組合への
 基礎を固め、34年の永きにわたり、ひたすら龍野醤油の興隆と発展に尽くした。





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