4月13日(金) 天気:晴れ 室温:23.3℃
今回の山歩きは、2005.1.16に 歩いた 姫路市の南東部の四郷町の南山 166.4mです。 山の
北側は 御着南山公園になっています。 取り立てて言うほどの特徴のない山ですが、冬場のひだまりハイクには
いい山で、展望良好です。 西には 小富士山、北には 姫路城、北東には 桶据山、東には 高御位山が 望めます。
南山公園には、姫路市教育委員会の説明板 「火山」 があり、それには、神楽山、桶山、南山ともいう。 山名
の由来は、宝暦12年(1762)の「播磨鑑」 には 神功皇后が 麻生山で 天神地祇を祭った際、この山に 神火をか
かげたことから 「火山」 または 「神楽山」 と 名付けられたという伝説を 載せる。
頂上尾根部には 牛岩と呼ばれる岩があり、この山より 牛堂山国分寺に 黒牛が現れたという伝説も載せ、国分寺
の山号の由来を伝える。 火山と麻生山は 国分寺の境内だったと いう。 また 火山の名称から 天智3年(664)
以後設置され、律令(軍防令)のも規定される 「烽(ほう)」 の置かれた山という説もある。
天正7年(1579)に 羽柴秀吉は この山に布陣して 西北にある御着城(城主は小寺政職)を攻めたが、一旦敗北
し、南東の引入谷(現在の的形町大鳥)に退いた後、総攻撃をかけて 落城させたという。
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