私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

旧坂越浦会所で 村上しま子 戦時人形展

2016-07-25 15:10:22 | ギャラリー散策
 7月25日(月)   天気:曇り 一時 小雨   室温:30.6℃

 きょうは 相生の「ぶどうの木」で モーニングをいただいて 坂越へ行き 旧坂越浦会所で行われている
”村上しま子 戦時人形展ー不戦の誓い と 平和への祈りー” を 見てきました。
 戦時中の体験や 暮らしぶりを 手づくりの人形で 表現したものです。  村上さんは 当時の体験を 基に
した作品に 思いを込めた・・・。  村上さんは 西脇市在住の人形作家で 85歳。  フィリピンで 戦死した
兄の50回忌を機に 戦争の記憶を伝えようと 1994年から 人形を作っている。  今回は 新作を含め
約80点を 展示。  21日の新聞に 載っていました。


しま子の想い
 今年は 太平洋戦争の終戦から 71年目です。 戦時中は 物資の食料も乏しく それでも みんな勝つ
ことだけを 信じてきました。 我もわれもと 男は 兵隊に行き 残るは 子どもと 主婦 老人だけ。
食糧増産に 汗と涙で 田畑を耕し 家庭を守った 女性たち。 何のために 戦争をしたのか。
 ・ ・ ・ ・ ・ (中略)
 今年は 終戦71年目。 人形を作り続けて 今年で 21年になります。 昨年を 最後に 当時の情景、生活
場面を 人形に託し 新制作に励んできました。 しかし 人形は 私の手や 脳裏を止めてくれません・・・・。


赤穂の地でも
 戦時人形が そっと 語りかけるのでございます。
 いろいろあって それでも 日本に生まれて 本当に よかった・・・・と
 暑かった夏から やがて 秋へと


赤穂の人形展によせて
 いつでも一生けんめい  働き者だった お母さん
 それでも いつも 笑顔で 優しかった
 お母さんは 本当に しあわせだったのですか
 私は ときどき思い出すのです


作品には 一つひとつ札が添えられ 題と説明が書かれています。
 おぼろ月夜  菜の花畑で 楽しく遊ぶ 幼女。 入日の空に ぽかりと浮かぶ おぼろ月夜
 空襲警報   「敵機B29が 飛んで来たぞー」 防空壕に避難する母子
 さつま芋掘り  戦時中 お米が不足して おかゆをすすりながら さつま芋増産に 汗を
           流していたお母さんたち
 実りの秋  農家の嫁は 腰を下ろす暇がない。 やっと 赤ちゃんに お乳を与える。
         心安らぐ時間である。 微笑むお母さんに 幸せあれ




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コメント
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