6月26日(木) 天気:晴れ 室温:31.1℃
きょうは 姫路へ行って イーグレひめじ、ヤマトヤシキ、山陽百貨店を 歩いてきました。
イーグレひめじでは ”生陶衆啓 第19回 備前焼 作陶展” と ”遊面会 第7回 能面・
創作面展” と ”第24回 版画サロン展” と ”2014 中谷 茂博 「傘寿記念 水彩画
による個展」” の4つの展示を見ます。 ヤマトヤシキでは ”-古陶と花ー九鬼三郎 油
彩展” を見て 中井三成堂画廊では ”棟方志功 複製画 展即売展” を見て 山陽百貨店で
は ”-人物・風景・花々ー喜多万紀子 油絵展” を見ました。
ヤマトヤシキの ”九鬼三郎 油彩展” は 描いてある 古陶の名品も 花も 素晴らしかった
のですが 写真禁止なので 写真はありません。
イーグレひめじでは まず 第1展示室の ”生陶 衆啓(きとうしゅうけい) 第19回 備前焼
作陶展” を見ます。 略歴:S46年 故陶原建先生に師事 S52年 中日国際陶芸展 奨励賞
S52年 日本伝統工芸 中国支部展 入選 ・・・ H6年 古備前風 大甕 登り窯にて 初焼成に
挑戦成功 ・・・以下省略・・・
備前焼は 日本最古の 「やきもの」 ですが その大きな特徴は 釉薬を用いない土味、
火色にあり 火加減によりできる 千変万化の窯変は 備前焼のみが持つ魅力です。
備前地方だけにある粘土に 陶工の魂が注がれ 1300度の高温で 焼きしめると 伝統美
を持つ備前焼が 誕生するのです。 この自然美こそ 多くの愛好家に 喜ばれるところです。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
第2・第4展示室では 遊面会 第7回 ”能面・創作面展” が行われています。 が 第2展示室
には コパークラフト(銅板工芸)展 太子教室 が行われています。 銅板へら押し、硫化着色を
特徴とする方法に 魅せられた仲間たち作品です。 これは 今まで見たことがないので 面白い。
遊面会は 平成11年に 大谷慶青先生に師事する有志が結集して 発足し 研鑽と親睦を
深めながら 15年を経過しました。 第1回 能面仮面展を美術館で開催、以後 隔年毎に
展示会を開催し 今回で 第7回目の展示会となりました。
その昔 平安時代から 庶民の間で親しまれてきた歌舞音曲や 神への奉納の舞を 鎌倉時代
後期から室町時代後期に 能として大成させたのが 観阿弥・世阿弥の父子であります。
能は 能面をつけて舞う 一種の仮面劇で 曲(能の物語)に合った高度な技術と 表情が要求
され 当時 足利将軍の庇護もあり 春日・日光・夜叉等 優秀な作家が現れ 能面史上 絢爛と
した時期を作り上げ 現在に至っております。
狂言師の修行プロセスとして 「猿に始まり 狐に終わる」 という言葉がある。 子供の時に
「靭猿(うつぼざる)」 の猿役で 初舞台を踏み 成人として 「釣狐」 の狐を演じて 一人前に
なるという。 猿と狐の写実的な面。
「猩々」 は 中国に伝わる想像上の動物で 姿は 猿、顔は 人に似て 酒が大好物であると
いう。 「猩々」 では 酒の妖精として 登場するが 柔らかい朱色の顔に 神秘的な微笑みを
浮かべた面である。
能面 「頼政」 は 宇治川の戦いに敗れた時の 表現で 当年 75歳の時の相貌。 目は 金具、
眼の周りは 朱を入れ 額には 皺があり 顔は 黄褐色、鬢や顔に毛がないことは 入道して後
髪や髭を剃ったもので 恨みの表情を表す。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
第3展示室では ”第24回 版画サロン展” が行われています。 なぜか 案内状を
いただいています。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
特別展示室では ”2014 中谷 茂博 「傘寿記念 水彩画による個展」” が行われています。
中谷さんが おられ お話しすることができました。 水面を描くのが 好きだそうで 水面に 景色
が 映っている絵が多くあります。 唐津で 朝日を描いたものは ホテルの部屋から 見える景色
を 15分くらいで 描いたそうですが ある画家が 素晴らしいと ほめてくれたそうです。
水彩画となっていますが パステル、日本画、デッサン、油絵もあります。 受付で 記帳すると
来年の立派なカレンダーを頂きました。
私は 生まれつき 絵が好きだった。 小学生の頃から 絵の腕前は 上手ではなかったが
先生が 何時も 私の絵を見て 「中谷君は 器用だね」 と よく言われた。
絵が好きで 現在まで 続けているが 仕事の合間に 上京の際に 必ず 銀座の画廊に立
ち寄り 現在 活躍中の一流画家の作品を見てまわり 私なりに 今年の色、絵筆のタッチ等
流れを吸収してくる。 また 感動する場面に出くわすと 必ず スケッチをする。
カフェ・ゆうゆうゆうで 休憩して ヤマトヤシキへ行きます。 ヤマトヤシキでは
ー古陶と花ー ”九鬼三郎油彩展” をしています。 古陶の名品に 内在する宇宙観と
時のうつろいを 映し出す花々。 九鬼三郎が 醸し出す静謐な美の世界を 展覧します。
九鬼三郎氏は 1951年 朝来市生まれ、アカデミー・ド・ラ・グランショミエールに学ぶ。
中井三成堂画廊では ”棟方志功 複製画 額装品 展示即売会” が行われていました。
山陽百貨店の美術画廊では ー人物・風景・花々ー ”喜多万紀子 油絵展” が行われてい
ます。 喜多万紀子さんは 姫路市生まれ 独立美術展 出展をはじめ 黒川録郎賞などを受賞。
バラの花は 絵具を厚く塗り上げてありますが 絵の具に 砂が混ぜてある?
。。。。。 。。 。。。。。。 。。 。。。。。。 。。 。。。。。。 。。 。。。。。
きょうは 姫路へ行って イーグレひめじ、ヤマトヤシキ、山陽百貨店を 歩いてきました。
イーグレひめじでは ”生陶衆啓 第19回 備前焼 作陶展” と ”遊面会 第7回 能面・
創作面展” と ”第24回 版画サロン展” と ”2014 中谷 茂博 「傘寿記念 水彩画
による個展」” の4つの展示を見ます。 ヤマトヤシキでは ”-古陶と花ー九鬼三郎 油
彩展” を見て 中井三成堂画廊では ”棟方志功 複製画 展即売展” を見て 山陽百貨店で
は ”-人物・風景・花々ー喜多万紀子 油絵展” を見ました。
ヤマトヤシキの ”九鬼三郎 油彩展” は 描いてある 古陶の名品も 花も 素晴らしかった
のですが 写真禁止なので 写真はありません。
イーグレひめじでは まず 第1展示室の ”生陶 衆啓(きとうしゅうけい) 第19回 備前焼
作陶展” を見ます。 略歴:S46年 故陶原建先生に師事 S52年 中日国際陶芸展 奨励賞
S52年 日本伝統工芸 中国支部展 入選 ・・・ H6年 古備前風 大甕 登り窯にて 初焼成に
挑戦成功 ・・・以下省略・・・
備前焼は 日本最古の 「やきもの」 ですが その大きな特徴は 釉薬を用いない土味、
火色にあり 火加減によりできる 千変万化の窯変は 備前焼のみが持つ魅力です。
備前地方だけにある粘土に 陶工の魂が注がれ 1300度の高温で 焼きしめると 伝統美
を持つ備前焼が 誕生するのです。 この自然美こそ 多くの愛好家に 喜ばれるところです。
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第2・第4展示室では 遊面会 第7回 ”能面・創作面展” が行われています。 が 第2展示室
には コパークラフト(銅板工芸)展 太子教室 が行われています。 銅板へら押し、硫化着色を
特徴とする方法に 魅せられた仲間たち作品です。 これは 今まで見たことがないので 面白い。
遊面会は 平成11年に 大谷慶青先生に師事する有志が結集して 発足し 研鑽と親睦を
深めながら 15年を経過しました。 第1回 能面仮面展を美術館で開催、以後 隔年毎に
展示会を開催し 今回で 第7回目の展示会となりました。
その昔 平安時代から 庶民の間で親しまれてきた歌舞音曲や 神への奉納の舞を 鎌倉時代
後期から室町時代後期に 能として大成させたのが 観阿弥・世阿弥の父子であります。
能は 能面をつけて舞う 一種の仮面劇で 曲(能の物語)に合った高度な技術と 表情が要求
され 当時 足利将軍の庇護もあり 春日・日光・夜叉等 優秀な作家が現れ 能面史上 絢爛と
した時期を作り上げ 現在に至っております。
狂言師の修行プロセスとして 「猿に始まり 狐に終わる」 という言葉がある。 子供の時に
「靭猿(うつぼざる)」 の猿役で 初舞台を踏み 成人として 「釣狐」 の狐を演じて 一人前に
なるという。 猿と狐の写実的な面。
「猩々」 は 中国に伝わる想像上の動物で 姿は 猿、顔は 人に似て 酒が大好物であると
いう。 「猩々」 では 酒の妖精として 登場するが 柔らかい朱色の顔に 神秘的な微笑みを
浮かべた面である。
能面 「頼政」 は 宇治川の戦いに敗れた時の 表現で 当年 75歳の時の相貌。 目は 金具、
眼の周りは 朱を入れ 額には 皺があり 顔は 黄褐色、鬢や顔に毛がないことは 入道して後
髪や髭を剃ったもので 恨みの表情を表す。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
第3展示室では ”第24回 版画サロン展” が行われています。 なぜか 案内状を
いただいています。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
特別展示室では ”2014 中谷 茂博 「傘寿記念 水彩画による個展」” が行われています。
中谷さんが おられ お話しすることができました。 水面を描くのが 好きだそうで 水面に 景色
が 映っている絵が多くあります。 唐津で 朝日を描いたものは ホテルの部屋から 見える景色
を 15分くらいで 描いたそうですが ある画家が 素晴らしいと ほめてくれたそうです。
水彩画となっていますが パステル、日本画、デッサン、油絵もあります。 受付で 記帳すると
来年の立派なカレンダーを頂きました。
私は 生まれつき 絵が好きだった。 小学生の頃から 絵の腕前は 上手ではなかったが
先生が 何時も 私の絵を見て 「中谷君は 器用だね」 と よく言われた。
絵が好きで 現在まで 続けているが 仕事の合間に 上京の際に 必ず 銀座の画廊に立
ち寄り 現在 活躍中の一流画家の作品を見てまわり 私なりに 今年の色、絵筆のタッチ等
流れを吸収してくる。 また 感動する場面に出くわすと 必ず スケッチをする。
カフェ・ゆうゆうゆうで 休憩して ヤマトヤシキへ行きます。 ヤマトヤシキでは
ー古陶と花ー ”九鬼三郎油彩展” をしています。 古陶の名品に 内在する宇宙観と
時のうつろいを 映し出す花々。 九鬼三郎が 醸し出す静謐な美の世界を 展覧します。
九鬼三郎氏は 1951年 朝来市生まれ、アカデミー・ド・ラ・グランショミエールに学ぶ。
中井三成堂画廊では ”棟方志功 複製画 額装品 展示即売会” が行われていました。
山陽百貨店の美術画廊では ー人物・風景・花々ー ”喜多万紀子 油絵展” が行われてい
ます。 喜多万紀子さんは 姫路市生まれ 独立美術展 出展をはじめ 黒川録郎賞などを受賞。
バラの花は 絵具を厚く塗り上げてありますが 絵の具に 砂が混ぜてある?
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