私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

赤谷山 あかたにやま 1216.4m

2009-07-05 20:06:16 | 山歩き
 7月 5日(日)  天気:晴れ?曇り?霧?   地図:戸倉峠

 きょうは 「宍粟50山」高い方から 5番の赤谷山に 登ってきました。 私に残された50山 最後の
一座なので 早いうちに 踏破しようと 梅雨の合間に 登りました。 きょうは 気温も 28度くらいの
予報で 涼しい木陰の尾根を歩き 暑さは あまり感じませんでしたし 登山口で 高砂の人と お会い
し 山頂まで 一緒に登り 楽しい山歩きができました。 山頂では 7人の人に お会いし 私の50山
踏破を 祝って頂きました?
 きょうは 少し早めに起きて 6:28 出発。 太子町、龍野、新宮を通り 蛇行する揖保川に沿って
山崎に入ると いつも正面に見える国見山に 雲か 濃い霧が かかり 山が全く見えません。 家から
26.1km 7:08 国道29号線に出て 左折。 山崎の街を抜け 7:26 安積橋を渡り さらに北へ。
7:48 音水湖に架かるカラウコ大橋まで来ると また前方に濃い霧が出てきました。 幸い 霧は
直ぐ 晴れてくれた。

 戸倉スキー場の入口を 通り過ぎ 引き返して スキー場に入り 空地に車を 停めたが 少し下の
ゲレンデ草地に 白い車が停まったので 私も戻って その横に停めました。
 8:03 駐車。 家から 70.3km。 車の人も 山登りのようで 準備をしています。 私は 準備は
要らないので 足も遅いし 挨拶をして 8:09 先に スタートしました。

 草ぼうぼうの急斜面のゲレンデを登ります。 ゲレンデの右は 超急斜面なので 左寄りの多少ゆるや
かそうな所を 登りますが 昨日 雨が降ったのか 夜露なのか 草が濡れています。 轍跡のような草の
少ない所を登るも すぐに ズボンの裾が濡れてきて・・。
 しまった! 今日の靴は いつもの安物で 防水性がない・・。 ゲレンデの上に出る頃には 靴の中に
水が滲みてきたが 幸い ゲレンデ上部に上がると 草もなくなります。 ゲレンデの上からは 見晴ら
しがいい。 南に 見える大きな山は 山品山?

 景色を見ていると Uさんが 追いついてきて ここから 一緒に登ります。 Uさんは スマートな 背の高い
人で 山頂まで 話しながら登ります。 自称:高砂のシルベスター・スターローンと言い そう言われると
なんとなく 似ているような 気がしないでもない?
 トラスト活動をしているそうで この辺りの視察に来たそうで 竹呂山、三室山にも 登ったことがあり
昨日 近くで クマが出たと言うと 殿下コースも知っているし・・・。
ゲレンデの上部に 鹿が一頭いるのを Uさんが見つけたが 直ぐ逃げてしまった。

 後日 ガイドブックを読み直すと 2、3年前のある新聞記事を 紹介しようとあり 森林保全のため
募金で 森林を買い取るNPO法人が 自然林100haを 購入した。 地主の女性は 同法人に 古里の
自然を守り抜いてほしいと 譲渡した。 Uさんは このNPO法人の人なのでしょうか? 私へのコメント
でも 森林の保全を 訴えています。

 8:25 ゲレンデ上部から 尾根に取り付くが 取り付きが分からず 右端から登ったが 急斜面で
足が滑り・・・。 尾根に 上がると 歩きやすくなったが 少しガスが・・・。 幸い ガスは大したことなく
なだらかな日陰の自然林の尾根を進みます。 Uさんは この尾根が気に入ったようで 盛んに 写真
を撮っていたが 自分のページは 持っていないようです。 見晴らしのない 特徴のない尾根も 話を
しながら ゆっくり登ると 退屈はしません。
 2、3ヵ所 白いネジキの花の絨毯を 踏みしめる所もあり 2、3ヵ所 右に左に 窓があり 山並みが
見えましたが・・・。 セミの鳴き声が 聞こえると あれは ヒグラシとか キツツキが 木を叩く音とか
幹に付けられた熊の爪痕とか Uさんは なんでも 良く知っています。
 何所だったか Uさんが見つけたのですが 伐採地のような所から前方に 山頂と思えるピークが
見えましたが まだ 山頂は 遠い。 高度が上がると ブナの木も現れて いい雰囲気の森林浴尾
根歩きになります。

 磁石も 高度計も 見なかったので 私の勘ですが 9:04 940m小ピークのような尾根の先端
9:13 960m小ピーク? 9:34 1000mの尾根に乗った? 尾根は 微妙に曲がっていて 小
さい支尾根もあり ピンクのテープを 見ながら登ります。 下山時には 注意が要ります。
 1000mの上辺りから やや急な登りになると ササが出てきて 切株もあり 歩き難くなります。
県境尾根が近づくと 背より高いササの中を歩きます。 地籍調査のピンクのテープがあったので
そのための 切開きでしょうか?
 林を抜け 県境尾根に出ると 開けて明るくなりますが 切り倒されたササが 散乱する尾根道
は 切株もあり 歩き難い。 景色を見ていると Uさんが 先に 山頂へ行き 少し遅れて 10:26
私も 山頂へ登りました。 スタートから 2時間15分 かかりました。
 山頂は 切り開かれた10mほどの平坦地で 中央に 50山の標柱があり その南に 二等三角
点:落折 があります。 周囲は ササヤブ?

 奥に 男女二人おられ 夫婦かと思いましたが・・・。 切株の上に上がって 写真を撮っていると
女の人が そこは 涼しい風が 吹いてくるでしょう と話しかけてきて しばらく 話が弾みました。
 この二人は 但馬山友会の人で 山ちゃんワールドの一員でした。 Uさんも 山ちゃんのページ
の地図を 持っているほどの人だし・・・。 後で 北から登ってきた 少しお歳の人は Uさんの知人
でしたし・・・。 しばらく 山ちゃんワールドの人の噂話に花を 咲かせ キャンプ・釣り好きのしげ
ちゃんと 笑顔のかわいいS嬢のお二人は 北へ降りて行かれました。 山で バカ話をするのも
楽しいものです。 Uさんたちが 話をしている間に 北へ降りてみました。

 切り倒されたササの道を なだらかな前峰が 見えるところまで降りて 見晴しは なさそうなので
引き返しました。 山頂へ登り返していると Uさんが 降りてきて 北尾根に 熊の落し物があるの
で見に行くと・・・。 戸倉峠に降りて 国道を 約4km歩いて スキー場の車に 戻るそうです。
戸倉峠からスキー場まで 1時間かかったようですが・・。  静かな山頂に戻ると 後から登って
きた 三人組と Uさんの知人が 残っていました。 

 山頂は ほぼ360度の大展望ですが 濃いモヤで 視界は 良くありません。 一応 四方の写真
は 撮りましたが 話に夢中だったので どの方向を 撮ったのか 思い出せない写真もあり・・・。
 東方向は 北から蘇武岳、妙見山、藤無、三久安、一山、阿舎利、1162mP。 西寄りには
三室山。 西の大ボウシが こんなに近いとは・・・。 後方に東山。 見える山すべて TAJIさんの
ページに 同定してありました。

 山頂に 40分ほど滞在し 11:05 下山。 登ってきた道を降ります。 降りる時は 景色が
かなり違います。 所々にある道標も 降りるときに 見やすいようになっています。
「宍粟50山」 のガイドブックも 戸倉峠から登って 戸倉スキー場に 下りるようになっている?
ブナを見ながら 急な下りを ゆっくり降ります。 登るとき 気付いたのですが 尾根は 微妙に
曲がっていて 広い尾根で 方向を変えるときは 注意が要ります。 今なら 道標やテープが
ありますが・・・。

 降りるときは 少し陽射しがあったのか 明るくなったような気がします。 長ーい尾根歩きは
一人では 時間がかかるように感じます。 林を抜けて 12:14 ゲレンデ上部に出ると 登る
ときのモヤは 晴れて 山並みが はっきり見えるようになっていました。 が ここから見える
山で 同定できる山がありません。

 地図を見ると ゲレンデの南東隅に 三角点があります。 時間もあるので 三角点を 探しに行きます。
南のリフトに沿って 降りました。 ゲレンデの南東部に 降りて リフト乗り場の南の小高い林の辺りを
探しましたが 見当たりません。 ここに DoCoMoのアンテナ鉄塔が 建っていて フェンスに囲まれ
ています。 フェンスの中を 覗いて見ましたが 見当たりません。 林の中には 倒れた廃屋があり
空き缶の捨て場?になっています。
地図を 読むのも至難の業? 四等三角点:管町 探しを 諦め 破線の道を 戻りました。

 ゲレンデの最短距離を 降りようと 傾斜の急な北側を降りましたが 伸びたススキのヤブで 枯れた
ススキの茎の上は 滑って歩き難い。 滑らないよう ススキを掴んで 降りましたが 両腕が すり傷だ
らけになりました。 上から見ると 早くも Uさんが戻ってきました。 このゲレンデには ドクダミが多く
咲いていました。 一輪だけ ウツボグサもありました。
 下山は 三角点探しに 時間がかかり 2時間かかりました。 13:05 車に戻り Uさんに 声を
かけて 車で 昼食。 いつものように コンビニ弁当を食べている間に Uさんは 帰っていきました。

 13:29 車を出し 帰路につきます。 国道29号線を 帰るのは 下りなので 邪魔な車さえなけ
れば 楽に走れます。 きょうは 前を大型トラックが走り 太子町まで 後塵を拝すことになり・・。
14:22 国道29号線を 右折 新宮を通り 15:05 帰ってきました。
本日の走行距離は 往路70.3km 復路69.2kmで 計139.5kmでした。

 これで 「宍粟50山」は 踏破。 すべての山頂に 立ったのですが 思い出に残る山がありません。
名山と呼べるような山も ないように思えるので 私は 名山の ”名”も外しています。 登山道に
ヤブがなく 多少の岩場はあっても テープがなくても道に 迷わない程度の踏み跡があり 所々で
見晴しがあり 自然林の雰囲気のいい森林で 沢沿いのせせらぎがあり 山野草が咲いていて
山頂からは 眺めがよく・・・。 この赤谷山は 50山の中では 一番良かったのでは ないでしょうか?

 次の目標は 「兵庫100山」ですが 5月末に発行予定の本が 編集の遅れで 6月末になり
さらに遅れ 7月の中旬になるとか・・。 本が 発行される前から 本の内容が暗示されているようで・・。
本は 発行されなくても 新聞で 山名は 発表されているので 登ることは 出来ます。
 「100山」 も 残り 8山ですから その気になれば 今年中にも 達成できますが マイカー登山の
私には 六甲山系の摩耶山と高取山が 難関です。 車を 停める所を 探すのに困ります。
 マイカー登山で 行きやすい 登りやすい 「岡山県の一等三角点の山」(残り6座)の踏破でも
目指しましょうか?  大阪市の低山めぐりも したいし・・・・。
 高速千均の利用できる間に 遠くの山 そう 四国の剣山にも 行きたいが・・・。
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コメント
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