月に一回早朝、街中のゴミ拾いをしています。
西都市倫理法人会でです、そういえば県倫理法人会でも「ゴミ拾いは、運拾い」と、陰徳を積む行事を始めます。
街中がきれいになるのは、良いことです。
私はプリムローズから、水神町、本町を清掃しましたが、とてもきれいで、たばこの吸い殻が落ちているぐらいでした。
街中の方が、それぞれ掃除しているんでしょう。
さて写真の話ですが、好きなカメラについてです。
フイルム時代はブロニー(6X6)はローライフレックス、35㎜はライカM3と50㎜ズミクロンがほとんどでした。
両方ともとっても古いカメラなので、露出(両方とも露出計なんてありません)、ピントすべて自分で合わせなくっちゃいけません。
SNAPの時の所作は、フイルムを詰め→ISO感度を合わせ→シャッタースピードを大体合わせ(500分の1から、その時の明るさに合わせ60分の1の間)→絞りを合わせ(普通は4から8の間)→ピントは無限大において置き→フイルムを巻き→被写体に巡り合うことを期待して歩く
です
明るさはいつも気を使っていました、カメラには露出計は無いので、スナップは勘です(と言ってもISO感度分の一にスピードを合わせておいて、絞りは外の天気が良く、明るいところなら11から16、日陰なら3段落とし(4から5.6)に素早く動かします。
ピントは被写界深度を考えつつ、素早く合わせてシャターボタンを押します。
「チャッ」という音が快感でした。
スナップじゃなかったら、単体露出計をポケットから出して、測って撮影してました。
つまり、結構手間がかかっていたのです。
でもその所作が、すごく良かった、
さて今はデジタルカメラです、節操のない私はいろいろなカメラを買っちゃいました。
最初に手に入れたデジタルは、写真コンテストの賞品としていただいたキャノン50Dとズームレンズ。
デジタルって便利だな・・・と、次に買ったのがキャノン5D
詳しい方はわかると思いますが50Dは受光素子がハーフサイズですが、結構よい映りなので、これでフルサイズはどんななのだろうと5Dを買ったのです。
レンズは最初は広角ズーム(18~35)、その後50㎜の評判が良いと聞き(私は標準好きなのです)50㎜ F1.4を買いました。
そこから、ツアイス(コンタックス用)のレンズを持っているからとソニーα7を2台買って、かっこいいなとフジの✕100を買い、スナップはGRだろうとGR3 を買って、X100の4世代目を買い、フジの写りとかっこが良いなとxプロ3を買って、そういえばニッコールのレンズがあるな(ニコンのF2も持っています)とDfを買って・・・・・歯止めがかかりません・・情けない
でカメラが増えればよい写真が撮れるかというと、勿論そんなことはありません。
かえってデジタルの便利さに慣れてしまって、シャッター数ばかり多くて、雑に撮ってしまっています。
なんせ、シャッターを押せば、普通にきれいに撮れるし、フイルムは最大36枚撮りでしたが、デジタルは1000枚ぐらい平気で撮れます。
それよりも大きく変わったのが、確認できるという事、フイルム時代は現像があがってくるまで、ちゃんと撮れているかどうかわからなかったです。
自分の趣味の写真などうでもいいけど、頼まれた撮影では現像されたフイルム見るまでドキドキでした。
何度もこのブログで書いていますが、写真ってこんなに便利に撮れていいんだろうか?と思う事があります。
何か、めんどくさい所作ののちに撮れる写真は、写っているもの以外の何かがあるんじゃないかと、思う事があります。
それでたまには、オートを外して、撮ってみたいなと思うのです。
今日の午後、そんな風に撮りました。
カメラはニコンDf、レンズはニッコール35㎜F2(昔のマニュアルフォーカスレンズです)、ISO感度もオートを外し100か400
露出もマニュアルで(但し今日はできるだけ開放、つまりf2で撮りました)、ピクチャーコントロールはモノクロとスタンダード
露出は写すものと同じ状態の自分の手の甲を測り、その値をカメラにセットします。
こんな風に撮るのも気持ちい良いな、と思った次第です。
冬の西都原、花も何もないけど、古墳時代の人々と同じ風景を見ています。冬の西都原は好きです
35㎜だけど、至近距離だと結構ボケます。でもボケは嫌な感じがないです。
たまにはカラーも
ピンの合ったところはシャープです
イチョウの落葉
黄色いじゅうたん
結構いい描写をするな・・と改めて思いました(これは開放)
冬です