今回で53回となる表記の大会ですが、何回参加しただろう・・?
これらのPTA行事もいよいよ最後と思うと一抹の寂しさが(ホントに、真剣に聞いたんだろうね?・・という声が)起こる今日この頃です。さて今回は三納中の「体力向上について」と南九州大学准教授 宮内孝先生の「もっと、人とかかわって、体を動かし、頭を使う子供を育てましょう!」というものでした。
まず、三納中学校の体力向上のことですが、体力テストの結果の数値が軒並み上がっています。3年間週二回、25分程度の運動をしているみたいです。
内容は持久走、階段登り(男15往復、女10往復)、そして面白いのは学校の廊下のぞうきんかけです。
実はぞうきんかけは南空会でもやっています、両手に持ったぞうきんで四つん這いダッシュで拭いていくものです。大学時代を思い出し、モップとかじゃなくぞうきんかけをやらせていますが、やはり子供の体力向上に適した運動だったのですね。体の中心部(体幹)を鍛えるには最高だし、床もきれいになるし、何より精神面に良いし、3方両得ですね。
宮内先生のお話で印象に残った部分を書き留めます。 ・運動は、社会性を培う ・年長者の行動をまねる行為は、行動療法として有意義 ・外遊びの、飛び上がる、走り回る、飛び降りるなどの大きな動きは、神経系や脳の活性化に大きな役割を果たす ・人間になるために身につけなければいけない能力は、仲間との遊びの中で獲得される ・サンマいわゆる三つの間(時間」、空間、仲間)の減少が、子供達に悪影響を及ぼしている ・今日の小学校3,4年生の基本的な動作は、23年前の年長児(5歳児)と同じくらいである ・テレビゲームのやりすぎるとキレやすかったり無気力になったりする ・テレビゲームのプレイ時間が長い子供ほど、学力が低い結果が出ている ・一日に交換するメール数と精神的ないじめ経験は相関関係にある ・子供の頃の体験(自然体験、友達との遊び、地域活動、家事手伝い、家族旅行)が豊富な大人ほどやる気や生き甲斐を持っている ・憧れる大人のいる子供ほど働くことに意欲的
などです、宇宙飛行士の毛利さんだったかが「大切なことは、子供の頃遊んだ野や山でほとんど学んだ」と言っていました。
ならば社会としてどうすればよいかというと、子供が遊べる環境をつくること、残してやることこそが大切で重要な役割なのですね。
さて行政調査2日目の報告です、新潟から横浜に向かいました。
横浜にある「新聞博物館」に行くためです。ここは日本新聞協会が運営しています。日本新聞協会は1946年に新聞倫理の向上をめざす自主的な組織として創立されたものです。
(旧商工会議所を利用して、新しい部分と歴史を感じさせる部分と融合した建物です)
(入館した人がまず目にするモニュメント)
NIEを理解するためには、新聞とはどういう歴史があり、また社会に及ぼした影響(良い面ももちろん悪かった面も)を理解することが必要です。学芸員の方に博物館を説明してもらいました。特に歴史が興味深かった、権力に対峙したり、はたまた大衆に迎合したり新聞というものが揺れ動く姿が見て取れます。
写真を撮ったので紹介します。
(世界初の新聞です)
(新聞創世記からこのようなことがありました)
(当時の価格です)
(新聞創世記の女性記者の皆さんです)
(大衆に迎合した記事です、この戦争を起こした要因の一つであったかもしれません)
(いつの世にも気骨のある記者はいます)
(政府批判です、正しいことを正しく書いて、弾圧されました)
(記者ノートです)
(ピュリッツアー賞 安全への逃避です)
(同じくピュリッツアー賞 )
(新聞文化賞)
(宮崎日日新聞の口蹄疫特集です)
さて、学芸員による説明が終了すると、作業をしました
(ちなみに着ているシャツは、嫁と娘が父の日に買ってくれたシャツです)
パソコンで新聞作り体験・・でどのようなのができたかと言うと・・
でした、もし夏休み首都圏に行こうとされるご家族の方は、寄られてみると子ども達は勉強になりますよ。
さて最後に、インターネットがさかんで、紙媒体は要らないという方が多いのですが、私はそう思いません。
この一覧性というのは、写真でも言えます、ディスプレイで見るのは一見便利のようですが、ハッキリ言って紙媒体のベタ焼きで探すが数十倍速いし疲れません。