西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

行政調査最終日(7/20)

2012-07-28 16:53:24 | 日記

横浜の新聞博物館でNIEについての取り組みについて聞いたあと、実践自治体である埼玉県の自治体に行きました。

さて、埼玉県のミニクイズです。埼玉県の県庁所在地ってどこでしょう? あれ、どこっだったけと思わないですか(私だけ?)、浦和市だったっけ、大宮市だったけ・・とおもったはず(だからtoshiroだけだって・・という声が)。

正解はさいたま市です(県名と県庁所在地が同じになるなんて、明治維新政府が怒らないかしら)。平成13年5月に浦和市、大宮市、与野市が合併して100万都市となりました。

H15年には全国13番目の政令指定都市になりました、またH17年には岩槻市と合併して、人口は約123万人となっています。

行政調査は自治体規模の同じような自治体を選ぶことが多いのですが、「NIE」というキーワードで自治体を選んだのでさいたま市となりました。

さて担当の方に色々と説明頂きました。

さいたま市は西都市と違い人口も増加しているし、生徒数も増加している市なので、さいたま市が独自に行っている取り組みをそのまま一概に西都市に当てはめることもできない部分もあるのですが、根本的な理念の部分はとても参考になりました。

・知+徳+体+コミニュケーションを市のビジョンとして策定                          ・この4つを基に「ゆめをもち、未来を切り拓く、さいたま市の子ども」作りを目的としている    ・独自の取り組み、学校図書館司書、少人数指導等支援、学級等支援(特別な配慮を必要とする生徒向け)、英会話講師、学校警備員、部活動指導員(一回三千円の費用弁償)、理科支援員、アシスタントティーチャー(大学生が希望でして、補助する)、スクールカウンセラー、さわやか相談員(常勤、全ての中学校)、学校地域連携jコーディネーター

・民間企業へ教員の一年間派遣

*NIEを重視する理由・目指す子ども像「ゆめをもち、未来を切り拓く、さいたま市の子ども」、その具体像「将来なりたい職業を見つけられる子ども」「自分の言動に責任のもてる子ども」「クリティカル・シンキングのできる子ども(これが最も素晴らしい考えと思った)

*さいたま市は全国で最大数のNIE実践校を持つ(割合)                                                                      ・学力向上に顕著な効果が認められた ・家庭での取り組み「早寝早起き朝ご飯」「毎月二十三日はノーテレビノーゲームデー」 ・お手伝いする機会をつくろう

また教育長はNIEを通してこのような考えを持っておられます*子ども達に身につけて欲しい力①物事を考える基盤となる力②自分の言葉で表現する力③人の熱意や暖かさを感じる力 *同じように先生方にも希望を持っています①希望を育む授業②人間として大切なことを伝える授業

以上要点のみを簡略して書きましたが、私が素晴らしい考えだと思った「クリチィカル・シンキング」について最後に書きます。

これは簡単に言うとこのようなことです「自分の頭を通してものを言う、一度は疑ってみる、自分の体験と照らして追求する思考法」のことです。

このような次世代の日本人を作る義務があると思いますね、がんばろうっと。

(さいたま市議会です、宇城のスクリーンは質問する際に資料を投射できるモノです)

いろいろと学べた行政調査でした、とくに私は「クリティカル・シンキング」のできる子どもを育てるにはどうすればよいかを考え、行動していきたいと思います。 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする