管内調査3日目です、今日は楽しみな銀鏡(銀鏡大好きです)にある小学校中学校(今年より一体型となりました)、そして穂北小学校、穂北中学校です。
銀鏡中学校と銀上小学校は今年より一体型の小中学校となりました。 ただ学校のハード部の整備が済んでいないので、子ども達は今まで通り別々の校舎に通っています。もう間もなく、受け入れ校である銀鏡中学校の改装工事が始まります、その際は銀上小学校のグランドに作った仮設校舎で授業を始めることになります。改装終了後に同一校舎になります。ちなみに校長先生は一人です(行ったりきたりで大変でしょうががんばってください)
さて銀鏡の両校の特徴と言えばなんと言っても「山村留学制度」があることです。
平成7年に「奥日向銀上山村留学実行委員会」が設立されました。銀鏡地域はとても教育熱心な地域で、西都では銀鏡出身の優秀な子どもが多いことで知られていました。地域の教育力と活性化を願って山村留学制度を作ったそうです。現在も生徒さんの2/3弱が留学生です。
そういったことで生徒と地域の結びつきが非常に大きいところでした。少し学校内を写真で納めたので紹介します。
(お弁当の日の掲示です、・・美味しそう)
(新聞を使った教育にも熱心でした)
(夢のような少人数制、一日中マンツーマンの家庭教師状態ですね)
(銀上小学校の由来です)
(石垣の見事さ・・)
(地元の棒踊りを稽古していました)
(子ども達が書いた、銀鏡神楽の説明です)
(このようなオブジェが・・)
(山々のホント美しいところです)
(お昼になりました、子ども達が給食を運んでくれました)
(美味しかったです)
(美しい木造校舎の前で記念写真を撮りました)
(せっかく銀鏡に来たのですから、今年できたばっかりの山の駅に行きました)
午後は穂北小学校です、穂北小の松竹校長先生は昔から知っている先生です。約20年ほど前名古屋から西都に戻ってきた時長女(小3)の担任の先生でした。転校したばっかり娘の不安な気持ちを、上手くすくってくれ、あっという間になじませてくれた優秀な先生でした。
県で「スーパーテーチャー」制度ができ、多分その第一号だったはずです。優秀さと女性らしい優しさを兼ね備えた先生です。
合い言葉は「かかわる・つなげる・つづける・チーム穂北」です、特徴的なのは全職員が全生徒への共通理解をはかり、関わりを持つための「ひまわり学級」や、担任以外の先生が個別指導に加わる体制、また中学校と連携して5.6年生が年間17回中学校に登校して、英会話・セレクト国語・算数などを教わるなどです。いわゆる中一ギャップが解消されたと報告を受けました。
最後は穂北中学校です。
校長の思いは「元気いっぱい、挨拶いっぱい、愛情いっぱい」の穂北中です。チーム穂北の合い言葉は「よし!やっちみろかい」です。
小学校との連携を密にして、9年間通しての学びの場を作り上げようと意欲的でした。
また高校との連携は、高校が行う「聖陵セミナー」を受講したり(3年生の約半数が希望)、オープンスクールへの参加を促したいと言っていました。
(真剣に聞いているんです・・ホントですよ)
穂北はなんと言っても、下水流臼太鼓が有名です。西都市内の小学校でも臼太鼓踊りをしますが、なんと言っても穂北中がダントツピカイチです。今日も地元の方のご指導で稽古していました。
と言うことで、言葉足らずですが、今回の管内調査3日間の報告とします。なんと言っても地域を向上させるのは教育力です。教育こそ最も大切にしなければならないものだと思っています。
さて、この3日間ズ~ット気になっていることがありました。勿論それは妻高校野球部の宮崎県予選です。
雨で順延、雨でノーゲームなど波瀾万丈の予選でしたが、今日行われました。相手校は優勝候補(第2シード)都城商業です。私は管内調査があるので応援に行けませんでした。後ろ髪が思いっきり引っ張られました(だいぶ、抜けました)。さて結果は妻高校のHPのブログから引用します(妻高校のブログほぼ毎日更新していて、結構面白いです。妻高校で検索してください)
妻高校のホームページより
3日も延びた高校野球の県予選、0対1、惜敗でした。
妻高ナインはよくがんばりました。相手はシード校。点差は1点…!!
1回に取られた1点を取り返せませんでした。悔しい!!
大会直前に故障したエースの池田周平くん(妻中)が、この日は復活、最後まで投げ抜きました。
10安打を打たれましたが、粘り強く、全員でカバーして、決してそれ以上失点はしませんでした。
ヒットを打ったのは2番の三浦健太郎くん(妻中)と3番の酒井康介くん(妻中)、もう一歩のところでした。
相手投手もなかなか手強かった。
スタンドからは1年生の応援が「栄光の架橋」の合唱となって響いていました。
応援では決して負けていませんでしたよ。ありがとう。
勝負は時の運です。
3年生は3年間、勉強との両立に悩みながら、ここまで続けてきたことに拍手です。
野球部の皆さんお疲れ様でした、君たちが毎朝清掃し、挨拶していた姿を忘れません。