「さとみ」という名前

三谷幸喜さんはどんな理由があったのか知らないけど、残念なこと（もったいないこと）をしたと思っています。

今日BSで「カモメ食堂」が放映されました。
以前から見たいなと思っていた映画でした。

空手の稽古を終え、お風呂に入り、ビール（今日はいつもの第三のビールじゃないです、モノホンのビールです・・小さな幸せ）を飲みながら、チャンネルで番組表を見ていたら９時から「カモメ食堂」があるとわかりました。

妻は当然、「見たい見たい！」です、私も全く異存はありません。
こたつに入りお酒を飲みながら、鑑賞しました。

で、「小林聡美」という女優のすばらしさに感動したわけです。
淡々とした演技と「フッ」とした笑顔が魅力です。

初めて彼女を見たのは、大林監督の「転校生」でした。
多分まだ１０代でしたが、思いっきりの良い演技で大好きな女優となりました。
男のが女の子に入れ替わり、女の子の体に驚く男の子の役（見た目は女の子です・・ややこしい）がさまになり、ボーイッシュな魅力が溢れていました。

それから、ずっと注目していました。
独特の間があり、少年ぽいところがあり、コメディ的な演技もできと、年を重ねる毎に良くなってきました。

いつの間にか三谷幸喜さんと結婚して、そしていつの間にか離婚しちゃいました。
「カモメ食堂」を見て、小林聡美の魅力を再確認したので、私は三谷さんはもったいないコトしたなと思った次第です。

共演の片桐はいりさん　もたいまさこさんも良かったです。
ご両人とも決して美人でないのですが（大きなお世話だという声が）、映画が進むにつれて、可愛く思えてきました。
もたいまさこさんの、キャラクターも謎めいていて映画の魅力を増していました。

このような映画が作れる日本映画界の若い才能は期待が持てるなと思った次第です。
え～と、最後に「さとみ」という名前は魅力的な女性が多いということに気づきました。
小林聡美・手塚さとみ（若い人は知らないか）・石原さとみ・橋口さとみ