＃1006 大飯原発再稼動容認？

関西の首長たちが集う関西広域連合が、大飯原発再稼動を認めることを表明しました。
彼等は原発再稼動”容認”ではなく、再稼動を土下座して頼まなければならない立場です。
大阪も京都も滋賀も、何を勘違いしているのか"容認"なんて言葉を吐くのですから、おこがましいったらありゃしません。

原発は今も昔も安全なはずはありません。
それを彼等は安全が確認されるまで、再稼動を"許さない"とおこがましくわめき立てていました。

・・・
今回橋下は、原則論・建前だけでは何も解決しないから、政治的判断により容認した・・・とあります。
橋下はとっても変な男ですが、一応政治家です。
常に政治的判断をしなければならない立場です。
今までのは政治的判断ではなく、ごろついただけなのでしょう。

・・・
ボクは昔から一貫して反原発を貫いています。
ですが、一度造ってしまった原発を壊れてもいないのに廃棄するのには反対です。
寿命が来るまで使うのが、省資源の観点からも正しいのです。

でも、こと関西電力管内の原発は大消費地の大阪が反対しているのだから、稼動させないのが正しい方策としてきました。
今回仮に稼動させるにしても、橋下が言うように”期間限定”で、9月から翌年6月までの稼動が望ましいのです。
最も電力を使う7月、8月は稼動させないくらいのペナルティを課すべきでしょう。
彼等の無責任な言動に対するペナルティです。

一番良いのは福井県知事が再稼動を拒否することなのだけど、あのクラゲのように骨がない知事にそんな大それたことができるわけがありません。