アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#2843 優生思想の根源

2018年11月07日 | ボクの思い・信条・理念
国は、過去 優生保護法下で不妊手術を受けた人たちに、何らかの形で保障する腹を決めたようなんです。
北海道は各保健所に不妊手術数のノルマを課してまでして、障碍者を探し回わりました。
そのいい加減さは徹底していました。

優生思想っていえばすぐナチス・ドイツを思い浮かべるのだけど、いち早く触れ回ったのはアメリカです。
それ以前の旧世界で障碍者はけっこう大事にされていたんです。
ところによっては、神の使い、として崇(あが)められてもいました。

新世界のアメリカは、なんでも合理主義、ですから邪魔な者は排除するんです。
アメリカに広がる優生思想にヒトラーが飛びつき、ユダヤ人や障碍者など何百万人も虐殺されたのです。
ナチス・ドイツが敗戦し優生思想も大きな批判を受けました。

大きな批判を受けたけど、優生思想はしぶとく生き残っていました。
特に日本は戦後のベビーラッシュのさなか、具合の悪い子孫を残すことは社会にとって害悪だ!と喧伝していたものです。
ボクも小・中学生のころ、優生保護法の価値?について熱弁をふるう教師がいたことを記憶しています。
そしてボクも「そんなもんかな~」って妙に納得してしまっていたんです。

・・・
いつの間にか日本は世界に冠たる優生思想国になっていたんです。
日本では1996年まで優生保護法って生きてました。
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