アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#4614 災害への備え③

2024年01月07日 | 災害と防災

もちろん新基準の家だからって安心はできません。新基準で安心できるのは震度5程度なので、より強い揺れには耐えられないことがあるんです。でも被害を軽減できることは確実です。

・・・

北海道の家屋がトタン葺(ぶき)だとしても、気に留めておかなければならないことがあります。冬期間、屋根の上に積雪があった場合、家屋の重心位置が高くなり、瓦葺どころではない危険が生じます。特に近年増加してる屋上に雪を置きっぱなしの家が心配です。ボクの家もそうなんだけど、家の外につっかえ棒をするしか手はなさそうです。

・・・

地震や地震による津波、火山噴火などの災害は逃げるヒマがないほど突然やってきます。とっさに自分の身を守ることが求められますが簡単ではありません。災害が襲ってきたら、と常日頃イメージトレーニングを積んでおくことが有効です。

・・・

ボクの住むこのマチは自然災害のリスクが少ない、と言われています。地震も少なく、ボクがこの地に来て50年も経つけど震度3のが1回あっただけです。近くに活断層がある、って話もないし、海から遠く離れているため、津波の心配がないんです。

ただ、地震は全国どこでも起き得ますし、活断層が近くにない、ってのは逆に歪(ひず)みが溜まっていて危険なんではではないか、と思っています。地震は来るもの、って思っているのが正解なのです。

・・・

ボクの住むこのマチで一番懸念される災害は、豪雨による洪水や浸水被害です。この地は石狩川が流れています。昔はたびたび氾濫し、数年ごとに甚大な被害が生じていたそうです。

明治時代から国は国策として、石狩川治水事業を始め膨大な費金を投入し、蛇行していた川を直線化し堤防の強化に務めました。

ボクが就職してこの地に来た50年前には、近隣を含むところあたりははほとんど完成し、市民は「これで安心だ」と喜んでいました。

150年に一度の豪雨災害にも耐えられる、ってのを謳い文句に、河川管理者は胸を張っていました。

続きます。

この記事についてブログを書く
« #4613 災害への備え② | トップ | #4615 災害への備え④ »

災害と防災」カテゴリの最新記事