アナーキー小池の反体制日記

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#295 札幌厚別殺人事件

2009年07月16日 | 犯罪と防犯と審判
6月29日に起こった、札幌市厚別区の殺人事件には強い憤りを覚えます。
ボクの大嫌いな"ごろつき"による犯罪だからです。

1年半前、被害者の丹波さんは加害者の景山克也の車と接触したのだそうです。
わずかな接触でしたが、景山は丹波さんに法外な補償を求め、職場にも押しかけました。
丹波さんは要求に応じなかったのです。
(きっと、正義感が強く曲がったことが嫌いな人だったのでしょう。結果的にはその事がアダになってしまいました。多くの軟弱人は適当なところで恐喝に応じてしまうのです。)

業を煮やした景山は、裁判に訴えます。
アウトローのくせに裁判に訴えるなんて噴飯ものですが、丹波さんを脅す意味もあったのかもしれません。
(最近暴力団組長が部下に脅されて警察に駆け込んだニュースがありまして、食事中だったボクは思わず飯を噴いてしまいました。)
裁判は結局要求280万円に対し3万円の支払いを命じるものでした。

景山は判決が不服でした。
ボクも3万円には不服です。
景山は"当たり屋"なんです。
当たり屋ごときに、裁判所がお金を払えって言っちゃーいけません。

判決が不服な景山は最近になって再び丹波さんに接触、お金を要求しましたが拒否され犯行に至ったと思われます。

判決に不服だったと景山が警察で話しているんだけど、判決に不服だったら裁判所に刃を向けるべきなのです。
裁判所や警察には決して刃を向けず、市井の善良な民に刃を向けるのは"ごろつき"の常套だし、卑怯なところだと思います。

でも、殺人まで犯したのはなぜなのでしょう。
逮捕されるのは予測できたはずです。
損得のみが行動の規範になっている"ごろつき"のくせに、軽率のそしりは免れません。

深読みをしてみます。
"ごろつき"組合の寄合いでのことです。
ある有力"ごろつき"が「この頃、脅してもさっぱり効果がない。効果が出る演出を考えろ!」と活を入れたのです。
お調子者のごろつきが、口車に乗せられ行動に出たのです。

"ごろつき"組合の策にはまってはいけません。
こんなことで怯んではいけません。
彼らの思う壺なんです。

新聞に載っていたことをそのまま記します。
交通事故の示談に詳しいある弁護士は「事故の相手からの直接の要求で、脅威や危険を感じたときは、警察に相談するべきだ」とアドバイスする。
だそうですが・・・
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