アナーキー小池の反体制日記

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#4764 再掲 #3430 ボクの思い ⑮ 白人至上主義(中)

2024年06月23日 | その他

しばらく4年前に投稿したものが続きます。たった4年前ですので覚えている方、見飽きたと思われる方もいようかと存じます。その差別に関する再掲シリーズはしばらく続きますので、そんな方はスルーしてください。

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#3430 ボクの思い ⑭ 白人至上主義(中)2020年6月24日投稿

人種差別の中でも最も醜(ひど)い差別の白人至上主義を考察します。

ヒト(ホモ・サピエンス)はもともとアフリカ東部の一地域にひっそり暮らす集団でした。
緯度の低い地域に暮らしていたんですから、皮膚は黒かったんです。
ヒトは体毛を失っていたため、紫外線が直接皮膚に突き刺さります。
紫外線から皮膚を守るためメラニン色素がたくさん必要だったんです。

7,8万年前に、ホモ・サピエンスの一部はアフリカを出てヨーロッパ、そしてアジアへと生息域を広げました。(アフリカに残ったホモ・サピエンスもアフリカ全域に勢力を伸ばしました)
ユーラシア大陸に渡ったホモ・サイエンスは徐々に生息範囲を広げます。

元々が熱帯に住んでいたホモ・サピエンスでしたが、一部はノルウェーなどがあるスカンジナビア半島などの極北へたどり着いたのです。
北極圏に位置するほどの高緯度ですが、ヨーロッパの西側を流れる暖流の影響でヒトが住めなくはないのでした。
でも、日照量は極端に少なく、黒い肌ではビタミンDの生成が出来ません、
ビタミンDの生成が出来なければ、骨粗鬆症になります。
なもんだから、極北に渡ったヒトは紫外線の吸収をよくするためメラニン色素を極限まで減らし、肌が白くなり髪や眼の色まで薄くなったんです。

もう一つ大事な点があります。
ヨーロッパの極北は暖海流のせいでヒトが住めないほどではないんだけど、やはりとても寒く厳しい環境でした。
そんな状況のもと生き残るためには、強靭な身体と精神力を要しました。
他を押しのけてでもしなければ生き残れない、そんな状況下を生き残った者たちなのです。
良く言えば勤勉で向上心に溢れたヒト、ですが、悪く言えば性格がきつくエゲツナイのです。

そこのところは温暖なところでのんびりと暮らす者たちとは、大きな違いが生じました。
なにせ根性が違います。

極北に育った者の一部は、温暖な地域に戻ります。
温暖な地域の方が暮らしやすいからです。
でもその地域には先住者がいるんです。

北方から南に戻る白人は、あっけなく先住者を制圧します。
ただ、制圧した白人は温暖なところに長らく安住することにより、性格が和らぎ色も少し濃くなるんです。
そうしたらまた、北方からの侵略です。
何千年も前から何度もその繰り返しです。

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インドやパキスタンなどに住む人は白人なんです。
3千年前にインド亜大陸に侵略した、といわれています。
日光の強いところに3千年もいるから、肌色は少し黒くなりましたが。

ヨーロッパでもギリシャやイタリアの人は、古いタイプの白人です。
やはり長年強い太陽光に晒されるもんだから、肌や髪や眼の色に少々の変異が見られます。

真正白人至上主義者は、インド人やギリシャ人を仲間と認めません。
あくまで“新しい白人”至上主義なんです。
千数百年前以降に南下した極北人のみ、厳正な白人至上主義者の白人の定義なんです。

続きます。

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