北方ジャーナル2021年5月号に掲載された、深川市立病院診療放射線科幹部職員によるお下劣な事件について続けます。この記事の最後にこのお下劣な事件を内部告発した同僚職員について記されていますのでコピペします。コピペ部はゴシック表示されています。
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このような業者と上司の関係を不適切として内部通報したのが同科で放射線技師として働いていた男性職員(47)だった。その際、男性は病院に改善を求めたが、逆に職場の和を乱すなどとして、昨年9月下旬に訓告処分と事務部への異動を言い渡されるに至った。
このような対応は不利益措置に当たるとして、男性は深川市を相手取り異動処分の取り消しと111万円の損害賠償の支払いを求めて提訴。その第1回口頭弁論が3月26日、旭川地裁(剣持亮裁判長)で開かれている。
この日の意見陳述で男性は「裁判官には、この出来事の根源にある問題に光を当てていただき、公務職場としてあるべき姿を示していただけるようご審理・ご判断をお願いします」と訴えた。被告の深川市は出廷しなかったが、請求棄却を求めて争う姿勢を示し、記者に次のコメントを寄せている。
「現在も適正な人事だったと考えております」(同病院・吉田事務局長)
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これにて記事は終了してます。
記事を読む限り、どう捉えても2名の深川市立病院診療放射線科幹部職員に非があり、それらを庇(かば)う深川市と深川市立病院に違和感を覚えます。仮に刑事事件になって有罪の審判でも食らわされたら、深川市は大きな痛手を負うことになります。当事者2名だけの責任では済まなくなってしまうのです。
深川市はなぜ、これほどまで突っ張ることが出来るのか不思議です。わざと深手を負うように動いているように思えてしょうがありません。まだまだ証拠となるものの出現もあるのかもしれないのに。
告発した職員が裁判で述べた「裁判官には、この出来事の根源にある問題に光を当てていただき、公務職場としてあるべき姿を示していただけるようご審理・ご判断をお願いします」という言葉に重みと痛みを感じます。
そして同病院・吉田事務局長が放ったコメント「現在も適正な人事だったと考えております」は、後にしっぺ返しがありそうに感じがするのです。
続きます。