アナーキー小池の反体制日記

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#1220 明太子(めんたいこ)

2013年05月06日 | 食について
先日、コンビニでおにぎりを買って食べたのですが・・・摩訶不思議なんです。
明太子(めんたいこ)ってラベルが貼ってあったのに、中身は辛子明太子でした。
変だなと思って調べてみたら、辛子明太子を明太子と称する場合があり、極端には明太(めんたい)だけで、辛子明太子を指すこともあるのだそうです。

ボクはずいぶん前から、在日作家の本をよく読むのです。
その作品の中によく、明太ないし明太子が登場するのです。(辛子明太子は出てきたことがありません)
朝鮮では昔から、明太をたくさん食べていたようです。

明太はスケソウダラを指します。
明太子はその卵巣で、日本ではタラコと呼びます。
マダラの卵塊もタラコなんですが、塩蔵したスケソウダラの卵塊をタラコと呼ぶことが多いのです。(浜ではスケソウコと呼び分けています)

辛子明太子は日本製です。
九州のあたりで、スケソウコに辛子を混えて塩蔵したものです。
きっと魚卵の生臭さを消そうとしたのでしょう。

ボクも何度か辛子明太子を食べたことがありますが、子供の頃からの習性でしょうか?辛子の入っていない、タラコの方がおいしく感じるのです。
そんなことがあって、コンビニのおにぎりの名にこだわりを憶えたのです。

・・・
瑣末なことが気に掛かるのは、老化なのでしょうか?



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