アナーキー小池の反体制日記

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#2882 記し継ぐべきこと ⑫ 滝川市立病院建て替え(1)

2018年12月22日 | マチの事件簿
記し継ぐべきことシリーズの再開です。
今回からのは今までボクがこのシリーズで触れていなかったのだけど、滝川市立病院建て替えで新築病院の規模を誤り、病院が経営不振に陥っていることを伝えます。
そして、その背景に土建屋の談合が絡(から)んでいることも伝えたく、新たに加えました。
このブログの大きなテーマの一つである“談合”は、決して許されることではありません。
どのような過程をもって、このマチが大きな損害を被(こうむ)ったのか詳述し、談合の醜怪さを示します。

・・・
毎年いま時分、このマチの滝川市立病院の経営状況について報告がなされ、議会筋などから意見が出され、姦(かしま)しいのです。
いろいろ策を講じているんだけど・・・厳しい経営状況に陥っています。

当たり前です、当初から予測できた事態でした。
当初から予測できたのに・・・身の丈を超えたのを造ってしまった当時の市長と可決した市議会の責任を問わなければなりません。
火を見るよりも明らかで、サルでもわかる悪行を成した当時の市長と、議案に賛成した議員(以下“ポンコツ議員と略記す)に損害賠償を求めたいほどボクは怒っていますが、今の議会は“損害賠償を求めない”と議決してしまうでしょう。たとえ裁判で賠償が確定したとしても。

10年以上前に、病院新築についてこのブログに記したことを再掲し、今になって文句言うなよ、文句を言うなら当時の市長とポンコツ議員に言え、って伝えます。
ボクは、当時の市長とポンコツ議員に言います。
頭ってぇのは、リアップをつけるためにあるんじゃ~ねえぞ!物事を考え、正しい判断を下すためにあるんだ、と。

今頃になって、滝川市立病院の経営状況に不安を覚える人っているんだと思うんだけど、そんなことって建て替える前にわかっていたことなんです。
まず、当時の市長とポンコツ議員らの悪行について、理解を深めてもらわなくてはなりません。
滝川市立病院建て替えについて、10年以上前にボクがこのブログで訴えたのを再掲します。

2008年2月27日#94 市立病院
ボク達のまち滝川で市立病院の建替えが始まろうとしています。
昨年の市長選で建替えの是非について候補者間に意見の相違があり、結局、建設を進める現職が小差で勝利を収めた経緯があります。
ボクはその時点では判断がつきかねていました。
でも、その後、だんだんこのまま進めていいものだろうかとの思いが強くなってきました。
一つは近隣の赤平市の件です。
10年程前に建替えたんだけど、その借金の影響で財政再生団体への転落寸前まで追い込まれています。
何かボク達のまちの将来を見ているようでしょうがありません。
ボク達の周辺の市町は広域圏を組織し、2,3年前に合併を前提に協議会を持ちました。
残念ながら実を結びませんでしたが、いずれどんな形にしろ合併は避けられない状況にあります。
その圏域で現在、人口が約10万人です。
どこの市町も人口減少が進んでいますので、20年、30年後にはきっと合計人口が5万人になるでしょう。
たったの5万人です。
隣の砂川市ではすでに新病院の建設が始まっています。
その病院とボク達のまちの病院は10kmしか離れていません。
たったの5万人しか人がいなくなるんです。
そんなところに、それなりな規模の病院が2つもやっていけるはずがありません。
どちらかが倒産し、もしくは共倒れしてしまいます。
ボクが接する市民の大半はとても危惧しています。
規模をうんと小さくした新病院にすることが傷を大きくしない方法だと思います。
今更どうにもならないんだろうな-っても思います。
でもこのままの計画どおりでは、禍根を残すことになるような気がしてしょうがありません。

・・・
以上、過去の最初の投稿でした。
次回は、この約3か月後になるんですが、議会の議決が迫っている中、危機感を持って投稿したのを再掲します。
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