アナーキー小池の反体制日記

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#2043 今もいる特高と憲兵(下)

2016年08月17日 | 国内の話題
公安の悪行の続きです。 

今のこの世で警察が特定の労組系団体の、ましてや野党候補の支援拠点の監視を行なうというのは、明らかな人権侵害行為です。
まさに異常なことと言わざるを得ないのだけど、公安にとっては当たり前のことなんです。

あのアベの政府自民党の政治権力が増すに従って、メディアやネットへの監視も厳しくなってどんどん支配されています。
こうして日本の社会も国民の動きもどんどん監視されて、自由に発言や行動がしにくくなっています。
あの新内閣の顔ぶれを見ると、もっともっと公安が活躍しそうに感じるのです。

公安の主たる仕事は、危険思想を有する者を査察・内偵し取り締まることです。
「危険思想とは、常識を実行に移そうとする思想である」と芥川龍之介が言っていましたが、言い得て妙です。
時の権力に邪魔な者は皆、危険思想を持つ者になってしまうのです。

・・・
このごろ自衛隊の諜報活動も活発になっています。
ほかの国への諜報ではなく、自国民に対しての諜報活動です。
公安と競い合っているがごとき状況です。

戦前・戦中に憲兵という兵隊が幅を利かせていました。
憲兵とは陸軍兵士の一員です。
兵隊のお目付け役で兵士に煙たがられた存在でしたが、他方、特高と同様、治安維持法違反などを取り締まる権限を有していたため、民間人にも多大な迷惑をかけたものです。
また、アジアの占領地での憲兵の蛮行は酷(ひど)いものでした。
多くのアジアの同胞が憲兵により虐殺されました。

敗戦後、兵力を持たない建前の中で当然、憲兵など存在しないのですが、またぞろ蠢(うごめ)きだしていたのです。
今のところは幸い、サーベルを振りかざしての蛮行など起こしていないようですが・・・
自衛隊とは名ばかり、自国民の監視まで商売を広げちゃいました。
さすが世界第8位の軍隊です。

・・・
この特高と憲兵の復活、怖いですね。
監視と密告の社会が復活しそうです。
監視はすでに始まっています。
このブログだってアナーキーを冠しているので監視対象です。
心優しい平和主義者のボクが、戦争大好き体制に監視されているのです。
このブログのアクセス状況を解析すれば、そんなこと簡単にわかります。
解析に関してボクは有能な特高であり憲兵なのです。(個人の閲覧の特定は出来かねますが)
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