アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#2042 今もいる特高と憲兵(上)

2016年08月16日 | 国内の話題
戦前・戦中に悪名を轟(とどろ)かせた特高と憲兵、名を変え今も密かに大活躍です。

特高とは特別高等警察(官)の略で、第2次世界大戦前から戦中にかけ国体護持のため?に危険思想なるものを有するであろう者を査察・内偵し、取り締まることを目的とした日本の政治警察です。
「天皇だって屁(へ)をこく」と本当のことをしゃべっちゃっただけで不敬罪で逮捕され、酷(ひど)い拷問を受け廃人同様になった人がいるくらい、気の狂った機関でした。
何百人もの善良な民が拷問死や獄死を余儀なくされたのです。
拷問の有様が記された文章を読むに、彼らはまさにサディスト集団です。

このサディスト集団、敗戦後さすがに解体されました。
関係者の処分も行われたのですが、それは極めて緩(ゆる)い刑でした。
背景には共産主義勢力の進出を防ぎたいアメリカの意向が大きく影響していました。

特高は廃止されましたが、警察内に特高をそっくり受け継ぐ部門が残りました。
公安(警察)です。
特高警察官をやっていて、戦後公職追放となっていた連中が追放期間を過ぎると次々を公安に入ったのです。
本来死刑となってもおかしくないサディスト達が、大量に公安警察官となったのです。

彼らは戦前・戦中の特高の悪行の仕方を後輩に伝え、年老いて安らかな死を迎え、または安らかな老後をおくっています。
多くの善良な民を殺した輩(やから)が、です。
本来、死刑になるべき輩が、です。

先輩から教えを蒙(こうむ)った後輩達は忠実に先輩の教えを守っています。
善良な民の電話の盗聴なんて何十年も前から行っていて、見つけられては釈明に追われています。
しかし見つけられるのは氷山の一角で、いかほどの悪行を成しているものかわかったものではありません。
そもそも一番の危険思想は、あのアベの持つ”戦争大好き思想”なのですが。
公安はあのアベの寝室に盗撮カメラを仕掛け、交尾の様子を録画しなければなりません。(交尾は無理?)

・・・
先日大分県の警察が、参院選の際に民進党などの候補の支援拠点となっていた労組系の団体事務所がある建物の周辺に無断で2台のカメラを設置し人の出入りを監視してしたことが発覚しました。
カメラが設置された草むらは、他人の所有地内だったので、建造物不法侵入に当たります。
土地の管理者がたまたま草むしりをしたら、カメラが姿をあらわしたというのですから笑っちゃいます。

公安の悪行、続きます。
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