アナーキー小池の反体制日記

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#4638 記し継ぐべきこと ⑲ 番外編 深川タカリ職員の件②

2024年01月31日 | マチの事件簿

この事件、出来の悪い市管理職職員による不祥事を、ことさら大事(オーゴト)にしてしまった当局の失敗だ、と思わざるを得ません。このことを、当局は“ヘタな絵”に乗ってしまった、とボクは思うのです。

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事件を振り返ってみましょう。

深川市立病院診療放射線科幹部職員による出入り業者へのタカリ行為が発端でした。そんなの看過できない、とした部下がタカリ行為のメールと共に当局に内部告発したんです。

タカリの背景には、病院放射線科という特殊な部門の存在があります。放射線科では恒常的に数千万円とか数億円で購入する電磁医療機器があるんです。そしてそれに伴い付属品の補充やメンテナンスも生じます。放射線科幹部職員にはそれらを決める強力な権限があるんです。(いろんなところでいろんな事件が続発して再発防止策を講じてはいますが)

全国で、現金を貰(もら)ってクビになった職員や、便宜を計ったかどで懲戒処分を受けた職員って結構たくさんいるんです。何ら不正行為に係わらなかった関係職員が大多数なんだけど。

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今回の事件、最初にメールが添付され内部告発された段階で、ご当局はタカリ関係職員を叱責し、懲罰委員会に諮り懲罰を与えるべきでした。この段階では減給処分等の軽めの懲戒処分で済んだはずです。そしてタカッた職員は「軽率な行動だった。以後タカリなどせず、本来業務に精励いたします。」ってことでも言ったら、それで収まったことなような気がしてます。

ところがここで、余計で“ヘタな絵”を描いた者がいたんでしょうね。プロ野球観戦チケットをタカった行為は何ら問題なく、むしろ内部告発した者が悪いんだ!ってシナリオで体制維持ができる、と大ブロシキを広げた恥を知らない愚か者が。(三原じゅん子ではありません)

きっと深川市立病院診療放射線科幹部職員による、観戦チケットのタカリ行為なんて恒常的なものだったように思うんだけど、仮に今回の一回ポッキリだったとして、そして当局が言うように実際にはチケットが渡されなかったにしても、チケットを要求しただけで収賄罪は成立するのです。そこのところの認識の薄さが事を大きくしてしまいました。

タカリ管理職が発した、ただでチケットを要求するメールが残され、明かされていたのに。

続きます。

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