アナーキー小池の反体制日記

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#4831 記し継ぐべきこと ⑦ 暗黒・確定判決その顛末(中)

2024年09月02日 | マチの事件簿

話が逸れますが、ボクが市建設部で長く仕事をしていた時、そのようなごろつきにたくさん出会いました。
多くの職員は体を張って抵抗したものです。(ビビッて逃げ回っていた職員もいますが)
建設部の職員の多くは、相手に殴られたり、鎌(かま)を持った者に追いかけられたり、土下座を強要される経験をしています。
でも、警察に被害届を出し、そのことを相手に伝え、逆に相手を怯(おび)えさせる、なんてことは何度もありました。

・・・
滝川市当局は、カツアゲにより生じた損害を職員が負担することについて、職員の理解を得た、とあります。
ボクは当時職員でしたが全く理解せず、職員の多くは反対していました。
賛成していたのは、当局とツルんでいた市職労幹部職員とこの事件に関係していた職員だけです。
当局が言うように、市になんら過失がないのであれば公金で補填できるはずだ、との意見、関係者による補填が先だろう、と言う者。

ボクは、事件が発覚して間もない2008年2月17日“#89  2.38事件続報”で見解を発信しています。
福祉事務所長2千万円、副市長5千万円、市長残り1億7千万の損害賠償がふさわしいと。
今でもこれが一番ふさわしいと思っています。
ちなみに2.38事件とは被害額が2億3千8百万円なので、2.26事件にちなんで名付けたものです。

いろいろの意見がある中、いつの間にか当局が滝川市職員労働組合と、職員の給与による補填を談合して決めてしまっていたのです。
ボクは組合員でなかったので、そのあたりの経緯については知りません。
ただ職員の多くが、もろ手を挙げて賛成したのではなかったことは確かです。

住民訴訟確定判決を反故(ほご)にした件などには、滝川市職員労働組合及び市職労出身市議が深く係わっています。
職員の給与をカツアゲにより生じた損害の補填(ほてん)に充てること、関係者への損害賠償が確定したにもかかわらず判決を無きものにしてしまうこと、などにです。

判決が確定した損害賠償を求めないとする、本議会における労組出身議員の活躍ぶりは特筆に値するものでした。
2014年6月3日“#1468ご当局のお犬”は、議会議事録を読んでいないときに記しましたが、議事録を読んでの彼らの忠犬ぶりは忠犬ハチ公に勝るとも劣らないのが知れます。
その忠犬ハチ男に加え、忠犬ハチ子改めハチ代まで登場し活躍するんですから、ご当局はご満悦でした。

職員労働組合って、職員を守るためにあるはずななのに、ご当局を守るためにあるようです。そして労組出身議員に至っては、ご当局と談合して職員を苛(いじ)めるためにいるように感じます。この地滝川だけの特性かと思いしや、お隣の深川市でも市立病院放射線科の課長と課長補佐の関係業者へのタカリ行為に対し、市職労出身市議が管理職職員側に立って非管理職を苛めているんです。労働組合の存在価値を学び直させなければなりません。この市職労出身市議が今は深川市長だっていうんですから、世も末です。

・・・

ボクはこのシリーズで、損害賠償の責を負わされた元職員を悪者にしています。
元職員の3人にはなんら恨みなどあるわけではありません。
3人のうち2人は机を並べて仕事をしたことがあるくらい、親しみを持っています。
もう1人も、たいそう優秀で、人柄も悪くないことを知っています。
しかし3人ともこの事件について、本当のことを述べていません。
当時の市長・副市長に、事件当初に報告なり相談をしているのに、そのことは口をつぐんでいるのです。

市議会の悪行、続きます。

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