アナーキー小池の反体制日記

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#4816 記し継ぐべきこと ④ 暗黒史の隆盛(3)

2024年08月18日 | マチの事件簿

滝川市議会でSの幹部職員への採用について、あまり元気のある質問でなかったけど一応「この採用はヘンだよ」って、意見が出ました。
当時の市長は答弁でSのことを「他に代え難(がた)き貴重な人材なのだ。(文句ある?)」と嘯(うそぶ)きました。

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市長がごろつきの圧力に屈してしまっていることは、市職員も多くの市民もよく知っていることなんです。
市幹部のそんな姿を目にする市職員間には、無力感が強まりました。

社会正義を率先して守っていかなければならない地方自治体が、この態たらくです。
トップがそんな姿勢なら、職員一人が抵抗しても虚しいことになるだけです。

ついでに言うと、市議会の対応も臆病でした。
市役所と市議会が同様に彼をタブー視していたのです。

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生活保護費2億4千万円恐喝(カツアゲ)事件は、まさにこのタイミングで生じました。
市職員間に蔓延していた“ごろつき”に対する無力感が生じさせた事件でした。
この事件も滝川市の暗黒史を飾る大きな事件です。

生活保護費2億4千万円カツアゲ事件のようなハレンチな事件は、偶然生まれたのではありません。
このマチには、このような犯罪が起こりうる土壌がありました。
このマチの、社会正義を蔑(ないがし)ろにする風潮です。

ごろつきの言いなりになる、このことはSへの市当局の対応から生じています。
何人ものごろつきが職場に出入りします。
そして、職員の多くは彼らにへりくだった態度を示すのです。

そんな先輩職員を見ている若い職員は、それが当たり前だと思うようになりました。
それでいいのだ、と感じるようになるのです。
そんなのが何年も続くと、職場全体が法を犯さない限りごろつきの言う事を聞くものだ、と錯覚してしまったのです。

続きます。

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