アナーキー小池の反体制日記

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#4813 記し継ぐべきこと ③ 暗黒史の始まり(下)

2024年08月15日 | マチの事件簿

そんな状況のもと、滝川市は妙案?を考え出したのです。
発想は斬新で、他では絶対に思い付かない妙案です。
なんと、肥溜(こえだめ)から石狩川の堤防の下へパイプを通し、ポンプで糞便を圧送する妙案です。

石狩川は国の北海道開発局石狩川開発建設部の管理下にありました。(石狩川開発建設部は廃部となり、今は札幌開発建設部が管理してます)
その妙案を成し遂げるためには当然 河川管理者の了解が必要です。
了解が必要、というより、河道内の工事は原則 河川管理者が施工しなければなりません。

石狩川開発建設部の本部の了解は得ていない、と思います。
さすが、そんな違法なことを了解するはずがありません。
きっと石狩川開発建設部の地元出先機関が了解したか、もしくは施工までしたのでしょう。

妙案の糞便噴出装置の設置ですが、当然 当時のこのマチの首長の了解を得ています。
装置設置の最終的な責は当時のこのマチの首長と、国の出先機関で判断を下した者です。
当時の首長に分別があったら・・・と思わずにいられません。

糞便を橋の上から川に捨てるのも違法ですが、堤防の下を通したパイプで糞便をポンプで圧送するのは、桁が違う違法行為です。
堤防の下に糞便圧送パイプを敷設するのは、とんでもない悪行で犯罪です。
堤防の安全性を問われかねない暴挙です。

そして石狩川の増水時、ポンプを作動し、石狩川の川底から糞便を放出させたのです。
石狩川増水時に糞便をポンプで圧送し排出させた、装置の起動ボタンを押したのがSです。
糞便処理プラントはメンテナンス会社に管理を委託していました。
彼Sはそこの社員で、市から命令されて起動ボタンを押したのです。
昭和50年代の出来事でした。

このことが滝川市の“暗黒史の始まり”となったのです。

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