アナーキー小池の反体制日記

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#122 信用失墜(確率論)

2008年04月27日 | マチの事件簿
2.55事件
原因、要因は数々あります。
そのことは、色々言われていますしボク自身も何度も記しています。
今回は別な観点から検証してみました。

こんな破廉恥(ハレンチ)な事件が実際に起こる確率は一体どのくらいなんでしょうか。

関係者が常識的な判断力を有していれば、この事件は回避されました。
関係者の非常識な判断が、この未曾有(みぞう)な事件を生みました。

こんな非常識な判断をする非常識人の出現は、どの程度の確率なのでしょう。
ボク達の職場は約400人です。
この非常識な判断をしたのが、市長、副市長、福祉事務所長の3人はいるんです。
きっと、そんな非常識な判断をするのは他にほとんどいないと思うのです。
それで、3/400≒1%となります。

このような特異な事例が持ち込まれるのは、各自治体、年に1回と仮定しましょう。
(年に何度もおかしな事案は持ち込まれます。今回のようなとんでも事案は年に1回?)

この事件は、この3人が押しなべて非常識な判断をしたことにより生じましたので、確率としては1/0.01*0.01*0.01=1,000,000,000=百万分の1となります。
こんなところでしょう。

ですから1自治体が、百万年に1回、起こりうる事件なんです。

百万年は実感できませんが、長い年月です。
天文学的といっていいほどです。
百万年前は、原人とか旧人とがいた時代で、ボク達のホモ・サピエンスは存在していませんでした。
百万分の一の確率とは、このように実感が出来ないほど、ほとんどゼロといっていいほどの低い確率なんです。

ボク達のまちは本当に不幸でした。
3人が3人とも非常識な判断をする人だったなんて。

実感の伴う確率を探して見ましょう。
日本全国での発生確率を求めます。

このまちだけで百万年に1回の確率です。
全国には約1800の自治体があります。
日本全土で同じような事件が起きる確率を計算しますと、1,000,000/1,800≒500となり、500年に1回起きうる事件となります。

稀有な事件といわれていますが、日本全土での発生を推計しますと500年に1回。
500年に1度の特異な事件だったのです。
室町時代が約500年前です。
室町時代のある小藩でこんな事件がおきて以来だとしたら・・・
この程度の確率になると、少々実感が湧きます。

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