＃1018 民主党マニフェスト

今回の政局は民主党のマニフェストにあります。
そしてそのマニフェストは、民主党が政権を得る大きな役割を果たしたのです。
良いことばかり書いているマニフェストに、だまされた国民もいっぱいいます。

そして今回の小沢一派の造反劇です。
マニフェストに背く施策の連続に、強く反発しています。
各野党も同様にマニフェスト違反に反発し、国民に信を問うべき”解散・総選挙”を強く訴えています。

確かに小沢一郎の言うことは当を得ています。
選挙戦で約束した公約を次々を反故にしてしまっているのですから。

3年前のあのマニフェスト、最初から実現に懸念のあるものが多かったのです。
現政権はそのマニフェストをほとんど無きものにして、マニフェストにない消費税率のアップを唱えているのです。
自民党など野党が解散・総選挙を求めるのは当然です。
でも自民党は痛みを伴う消費税率アップを民主党がしてくれるというのですから、内心は大喜びなのです。

小沢一郎はマニフェスト違反を糾弾しています。
でも、政権奪取後すぐに公約のガソリンの暫定税率引き下げを無きものにしたのは、小沢一郎なんです。
少なくとも小沢一郎には、公約違反を批判する資格はありません。