アナーキー小池の反体制日記

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#3937 記し継ぐべきこと ⑬ 滝川市の負の遺産(田村・病院分・4)

2021年11月24日 | マチの事件簿

滝川市立病院の建て替えに際し、14年近く前の議会の議決の前にボクが議案に懸念を抱き緊急投稿したものを再掲します。

#94 市立病院  2008年2月27日投稿
ボク達のまち滝川で市立病院の建替えが始まろうとしています。
昨年の市長選で建替えの是非について候補者間に意見の相違があり、結局、建設を進める現職が小差で勝利を収めた経緯があります。
ボクはその時点では判断がつきかねていました。
でも、その後、だんだんこのまま進めていいものだろうかとの思いが強くなってきました。
一つは近隣の赤平市の件です。
10年程前に建替えたんだけど、その借金の影響で財政再生団体への転落寸前まで追い込まれています。
何かボク達のまちの将来を見ているようでしょうがありません。
ボク達の周辺の市町は広域圏を組織し、2,3年前に合併を前提に協議会を持ちました。
残念ながら実を結びませんでしたが、いずれどんな形にしろ合併は避けられない状況にあります。
その圏域で現在、人口が約10万人です。
どこの市町も人口減少が進んでいますので、20年、30年後にはきっと合計人口が5万人になるでしょう。
たったの5万人です。
隣の砂川市ではすでに新病院の建設が始まっています。
その病院とボク達のまちの病院は10kmしか離れていません。
たったの5万人しか人がいなくなるんです。
そんなところに、それなりな規模の病院が2つもやっていけるはずがありません。
どちらかが倒産し、もしくは共倒れしてしまいます。
ボクが接する市民の大半はとても危惧しています。
規模をうんと小さくした新病院にすることが傷を大きくしない方法だと思います。
今更どうにもならないんだろうな-っても思います。
でもこのままの計画どおりでは、禍根を残すことになるような気がしてしょうがありません。


以上、過去の最初の投稿でした。
実はボクのこのブログを知ってか知らずか、市長の取り巻きの中に、「新設病院の規模を縮小したらどうか?」と、市長に進言したのがいるんです。
しかし市長は「市政ちゅ~もんはそんなもんじゃ~ない」とワケの分からないことを言って、逃げを打ちました。
計画はコロコロ変えちゃ~いけないんだ!ってことを言ってるように聞こえるけど、本当は違うのです。
(実はこのやりとり、重要なんですがボクは正確に憶えていません。ただこのやり取り、庁舎内イントラに残っているはずなんです。当時の田村弘市長は庁議と称し、月に1回か2回部長連中を集めて会議をし、その会議録を職員に公開してました。その会議録を見れば市長の正確な発言がわかります。もし庁議ってもんが無くなって会議録が公開されなくなっていてもサーバーには残っています。庁議の2008年(平成20年)上半期ではないでしょうか?)

当時の田村弘市長にも、新市立病院の建設が禍根を残す、ってことはわかっていたはずです。
わかっていないとしたら、いかにもポンコナスです。真正のポンコナスです。(ポンコナスとは、ポンコツとボケナスの合成語です)
わかっていながら突き進んだのは、計画を推し進めている建設業界への配慮だったんではないか?とボクは思っています。
そうだとしたら、滝川市の存亡にかかわる大きな禍根を残す建設業界への配慮でした。

次回は、この約3か月後になるんですが、議会の議決が迫っている中、さっぱり議会筋で反応が無いのに危機感を持って続編を投稿したのを再掲します。

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