ウクライナは危機的状況が続いていますが、台湾情勢もキナ臭いのです。今すぐに、という状態ではないのですが、中国は香港に続いて台湾を併合しようと本気で検討してると、とれる動きを見せています。
台湾をこれほどの状況に追い込んだのは、西側諸国に大きな責任があります。なにせ、今の中国と台湾を含めひとつの中国だ!って主張し続けてたんですから。そしてつい30年前までその中国の代表は台湾だ!と寝ボケたことを言ってたんです。アメリカの属国・日本もそれに倣(なら)い中国イコール台湾としていました。愚の骨頂(コッチョー)です。
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実態に合わないのを是正し、中国本土を中国と認めましたが時すでに遅し、台湾は中国の一部であり、国ではなく一地域の扱いを受けざるを得ない状況下に置かれたのです。その前まで中国10億人の代表として国連で重要な地位を与えられたり、五輪で中国として出場させておきながら、です。ただ国連の負担金は膨大になるため、アメリカが肩代わりしてましたが。
当時の中国は惨めな扱いでした。国連にも加入できず、オリンピックや国際会議などにも参加させなかったんです。世界で一番の人口を抱えるところを。
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ボクは中国を崇めていませんし、特別視をしてもいません。ただこの期間の世界の中国に対する扱いには、ヘドが出るほど呆れています。同じルーツを持つ中国や朝鮮の民とは仲良くしなければならない、と思っているだけです。(今の中国の人権問題について深い憂慮を抱いています)
次回は本題に戻り、台湾について歴史をヒモ解きましょう。