台湾は温暖なところにあるちょっと大きな島です。大昔から人が居住してました。いわゆる先住民です。複数の先住民が暮らしていたんです。
数百年前から大陸より漢人をはじめとする大陸人が侵略を始めました。北方で厳しい生活を生き抜いた北方人は、温暖なところのの~んびりした先住民をいとも簡単に支配下に置いたのです。
いつの間にか台湾は中国の属国になってしまったんです。
ところが、ところがです。1800年代後半に起こった日中戦争で日本が勝ち、負けた中国は台湾を日本に差し出したんです。台湾はその後50年間にわたり日本の植民地になってしまったんです。
日本は台湾の民に皇国化政策を強制し、天皇バンザイ!を叫ばせ、日本語使用を強制し資源を収奪しました。当時の世界の列強がこぞって植民地を拡大していたもんだから、たいして罪悪感を持たずに行ったのでしょうが、褒(ほ)められたことではありません。日本は台湾に負の爪痕を遺したんです。昨今、日本の台湾併合は台湾の民にとって良かった、なんてほざくエセ右翼がいるけど、とんだ言いがかりです。
1945年、日本は大戦に無条件降伏です。その時点で台湾は日本から解放され中国の一部、の扱いを受けます。
ところが、ところがです。大陸で毛沢東に敗れた蒋介石率いる国民党が大陸から逃れて台湾に居ついたんです。やっと日本の呪縛から逃れほっとしていた台湾の民にとって、大迷惑でした。
ただ西側諸国は、この蒋介石の企てに支持を表明したんです。そしてこの蒋介石一派の支配する台湾を中国なんだ!としてしまったんです。
大きな誤りは続くのです。