こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

もちづき亮佑さんから 皆さんへ

2021-11-03 22:49:23 | 日本共産党

衆議院選挙で大阪18区の候補者として奮闘した もちづき亮佑さんのメッセージを、以下に転載させていただきます。Twitterの連投ですが、ぜひお読みください。

「市民と野党の共闘を強固なものにする以外に政治を転換する道など存在しない」という望月さんの言葉は、私自身の思いです。選挙期間中に訴えてきたこと、その実現のために、ともに歩き続ける決意をこめて。

 

色々考えているうちに3日もたってしまって、大変申し訳ないのですが、総選挙を終えての雑感です。ご支援いただいた皆様にこの場で御礼申し上げます。ありがとうございました。

先日の衆院選では日本共産党は議席を減らす結果となり、この大阪18区では比例/小選挙区とも得票率で10%に届きませんでした。力量の不足を痛感しています。選挙期間中、ご支援をいただいた皆様へ御礼とお詫びを申し上げたいと思います。

 

 日本共産党は他の野党とともに、科学的な新型コロナ対策の必要性とともに、格差や不公平税制の是正、気候危機への対処、ジェンダー平等社会の実現、原発・核兵器の廃絶など、この社会の問題を正面から取り上げ、政権交代を訴えました。選挙期間中、私は、これらの問題は一人一人がこの社会に生き続けていくために、いま転換が必要なものだと各所でお話ししましたが、そのことは選挙の結果に関わりなく、これからも同じだけの意味を持ち続けます。特に気候変動は本当に手遅れになりかねない極めて重大な問題です。

 

 選挙結果の全体を見ると、自公が過半数を維持し、自公政権が継続することとなりました。共産・立憲が議席を減らす一方で、維新が前々回並みのむしろこの選挙結果によって、一層強まったと考えます。

 

 そもそも“社会を変える”ことは容易いことではありません。目指す変革が、社会のより深い部分を見据えたものであればあるほど、その遂行に伴う困難も大きくなります。日本共産党は来年結党百周年を迎えますが、共産党の目指す社会変革が、社会の在り方を根底から問うものであるがために、それを実際にやってのけるだけの主体的力量や客観的条件をつくるまでの困難も大きく、だからこそその歴史は幾多の試行錯誤や失敗を乗り越える弛まない努力の積み重ねであったのだと思います。

 

 市民と野党の共闘は、その6年間にわたる努力の末に、ようやくこの衆院選で「野党4党の政策合意」「政権協力の合意」「全国の7割の小選挙区で野党候補者の一本化」という成果を勝ち取りました。このもとで全国の多数の選挙区で野党候補が接戦に持ち込み、一部の選挙区では野党候補が共闘の力によって自民党の重鎮を破る重要な成果を上げています。全国で奮闘された皆様へ改めて敬意を表したいと思います。

 今回の選挙で政権交代を果たすことはできませんでしたが、だからこそ、私は、この間積み重ねてきた努力の正しさと、今回の選挙の結果の中にあったひとつひとつの光明を見定める必要があると考えます。動揺もあり、また、悪意ある中傷が投げつけられる中で、これに正面から応える必要があります。市民と野党の共闘を自公政権や維新に比肩するほどの強固なものに仕上げるほかに、政治を転換する道など存在しないからです。

 今回、私自身が挑戦した選挙で手痛い結果に終わったことが、社会変革を目指す一人の活動家としての私自身の存在に深みを与えることになったと感じています。成果が思うように上がらず、悔しい結果に終わったときに何を言うか、どういう態度をとるのかに、その人の本当の人間性や思想性が問われるのだと思います。当たり前ですが、私もまだまだ若いと反省することが沢山あります。これも糧にこれからも頑張っていきたいと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします

 


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