こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

議員定数削減可決、報酬削減は否決

2018-03-23 17:27:40 | 市政&議会報告
市議会定例会最終日。

7名の議員の連名による提案で、「現行17名(現在欠員1)の議員定数を1名削減し、16名とする提案がありました。

反対は、日本共産党、市民トライネットの2つの会派の4人で、提出者7名に加え4名が賛成し、11名の賛成多数で可決しました。


議員定数削減の「理由」が主に財政問題。「それなら、定数削減より、全議員の報酬削減を」ということで、日本共産党、市民トライネットの4名で、報酬削減案を提案。

「事前に何の協議もなく突然出してきた」と怒りの表明もありましたが、、「財政への貢献というなら、定数削減で市民の市政への参加の道を狭くするより、議員の報酬カットを」という、私たちの対案ですから「急遽の提案」にならざるを得ない事情がありました。

「言論の府としていかがなものか」とまでの意見もありましたが、言論の府である議会の「議員による議案提案件」の行使に、何の問題があるのか?と問いたいと思います。

「言論の府」だからこそ、「議員の数を減らす」ことの弊害が大きいのです。


「堂々と報酬は受け取り、相応の仕事をするべき。報酬削減は後向きの議論」との反論もありました。

市民の声を聴き、それを届ける議員の数を減らすことが「前向き」の議論とは、到底思えません。



本会議という言論の場で、充分に議論する用意をしていましたが、報酬削減案には何の質問もなく、「あっさり否決」でした。

日ごろ、「身を切る改革」と口癖のように唱える議員が、「報酬5%カット」にそろって反対したのは驚きでした。


定数削減によって切られるのは、ここにいる「現職議員の身」ではない。切られるのは市民の声、市民の願い

これが私たちが定数削減に反対する理由です。
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