40年間変わらなかった小中学校の学級編成が、ようやく動こうとしている。
長い間、毎年どれほどの署名を積み上げてきたことだろうか。
「来年度から5年間かけて小学校の35人学級」という。
現在、小学校の1年生だけが2011年の法改正で35人学級。
2年生は法改正をせずに「予算措置」で35人学級になっている。
つまり、「5年かけて35人学級」では、来年度は今と変わらない。
今の「35人学級」の2年生は、来年度3年生になったとき、1クラスの人数が急増する場合がこれまでと同様にあるということ。
そして今の3年生以上は、卒業するまで40人学級のまま。
文部科学省は来年度予算で「小中学校の30人学級」と言っていたことからすると大幅な後退。
コロナ対策の中で、少人数学級に光があたったことからすれば、「5年かけて」という悠長なペースも、中学、高校が対象になっていないことも、問題ありすぎでは?
再選された現職市長は「段階的に市独自に35人学級」と「活動通信」に書いていた。
スピードアップを求めていきたいと思う。