こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

市役所は「困ったときの駆け込み寺」であって欲しい

2013-09-01 23:35:42 | つぶやき
破産申し立て件数のピークは10年前の2003年。24万件余。

昨年、2912年は8万件余。

多重債務者は破産申し立て件数の10倍程度といわれているそうだ。(「生活再建型の滞納整理の実務」より)

確かに10年前、その前後は寄せられる相談の中で一番多いのはサラ金など高金利の借金問題。
入り口は、「家賃の安いところに移りたい」「医療費が大変」「奨学金を活用できるだろうか?」と様々でも、「ところで借金は?」とお尋ねすると、ほとんどと言っていいくらいに借金返済で行き詰っていた。
今、「ところで借金は?」と同じ質問をしても、「借りてません」という方が多い。

破産申し立て、多重債務が減ったのはいいことに違いない。
グレーゾーン金利の撤廃により、多重債務による「過払い」問題は収束に向かっているようだ。

しかし、「月々の収入で月々の生活がやりくりできない」人、世帯がなくなったわけではない。

だから生活保護基準の引き下げや、申請手続きのハードルをあげる改悪は絶対にしてはならない。

そしてまた、それだけなく年金、医療保険、各種減免、・・・あらゆる制度を活用して生活を守る知恵を。
「相談窓口はあります」というのだろうが、窓口があるだけではダメなのだ。

その窓口に誘導すること。マラソンの伴走者のように解決のゴールまで見届けること。

自治体にその役割が求められていると思う。
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2 コメント

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Unknown (ただち恵子)
2013-09-02 08:14:00
tweetyさん
コメントありがとうございます。そりゃ、長くもなりますよね。いっぱいありますから・・・・。言わなければならないこと。
FBで吉永小百合さんが「もう黙っているのやめにします」と言うメッセージとたくさんのシェアをみつけて勇気付けられました。
みんながそれぞれにいろんなこと言わないと!
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案外 (tweety)
2013-09-02 01:44:59
国民の方が冷静に見てる面あると思いますね。
私アメブロも持ってますが。。アメバーのコメントなんか見てると、完全失業率が下がったというが、正社員の割合、ブラックでこき使われてる割合を考えるとおかしいと。

じゅっきゅう規則があるだけに、現状働いてる人の収入が低くなると生活保護を下げざる得なくなる。。
もちろんほんとに必要な人ならいいけど、不正受給者現にいるから関係ない人まで叩かれることになるのが残念です。

あるニュースの意見に、企業献金をもらう政府こそブラックだという意見がありました。私はもちろんそう思うにクリックしました。
まさに共産党以外がそうですしね。

なんかお角違いですもん。。
私以上にきつい人気づかず体をむしばんでる人いっぱい居ると思う。それだけにブラック企業減らすことも生活保護者を減らすことにつながるし、受けてる人でも働きたい人いっぱいいるし。
自立支援って考えがまだ日本には根付いてない気がします。

西成なんかは別の問題も抱えてるだけに難しいことですよね。またホームレスが家に入れてからがスタートっていう考えもまだ無いだけに。。
9条変えようとかバカなこといってないで、ヨーロッパの福祉を少しまねてもいいんじゃないかなって個人的に思っちゃいます。

うちの父も以前ケースワーカーしてたことあるけれど、保護者に鉈振り回されたり怖い思いしたことあるなんて聞いたことあります。人権課とかに人使ってほんとに必要な現場に職員が配置出来てないって父から聞いたことあります。
一人ひとり抱えるケースも多すぎるし。この辺も国が頑張らないと地方だけではどうにもならない問題ではないのかなって思ってしまいます。

長々失礼しました。
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