こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

これから生まれてくるあなたへ

2020-06-12 19:18:16 | つぶやき

生まれてくる命を胎内で育み、やがて母と子として出会う日を待つ特別な時間。

それは、とても不思議な人生の一時期だ。

 

コロナ禍の中で、その時期を過ごしている、8月に出産予定の未来のお母さんからズバリ「妊婦が苦しいです」というタイトルのメールを頂いた。

「生まれてくる日が4月27日より前か、あとか」で、10万円給付金の対象になるか、ならないかの境目となる。

「コロナで仕事がなくなり、予定していた産休、育休もなくなった」「定額給付金の10万円では全然足りない」・・・

 

自治体によっては、4月27日以降に生まれた赤ちゃんに、国の特別定額給付金と同額の給付金を「出産祝い金」などの名前でプレゼントしている。そういう自治体が全国で「少なくとも30以上」と言われている。(朝日新聞)

千葉県習志野市は、その対象を「4月28日から来年の4月1日までに生まれた子ども」としている。「4月1日生まれまでは、同じ学年になるから」という理由で。

お隣の忠岡町でも「4月27日時点で母子手帳がある妊婦さんに3万円の給付金」があると聞く。

 

メールをいただいた妊婦さんは「お金が必要な時期で、給付金がほしいって言うのも正直な気持ちですが、・・・おなかにいる胎児も頑張って成長しているし、一人の人間として認めて欲しいという気持ちも強い」とおっしゃる。

これは、とても大切なことだと思う。

 

 

しかも、コロナ禍のなかで、お母さんも、赤ちゃんも特別な苦労をしている。

「妊娠中」ということで仕事を失い、定期健診の受診も不安を抱え、入院中の面会も制限される。

そんな中で妊娠期間を過ごし、出産の日を迎えるのだから、「よく生まれてきたね」と暖かく迎える自治体でありたい。

17日から始まる市議会の一般質問の中でも、この願い、この声を、届けたいと思う。

 

7年前、次女が里帰り出産で、初めての我が子との対面を待っていた春。

「元気に生まれてきてね」と祈る気持ちで、ピンクのブーゲンビリアを玄関に置いたことを思い出す。

 

4月27日時点で、生まれていないので住民票には名前はない。

けれど、名前はなくても、ひとつのかけがえのない命として、この世に存在しているという事実。

 

 

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2 コメント

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Unknown (泉大津市 妊婦)
2020-06-16 18:26:14
初めまして
泉大津市在住の7月に出産予定日を迎える妊婦です。

ブログの拝見をさせて頂きました。

いつも市長さんや議員さん、役所の方等が様々な対応をしてくださっているので、欲張りは言わないでおこうと思っておりました。
しかし、正直なところ、新型新型コロナウイルスにより私自身の収入が減り産休育休手当も減ることになりました。

仕方ないと思っていたのですが、ブログを拝見して、是非、何か動いて頂けると嬉しいと思いコメントさせていただきました。

どうぞよろしくお願いします。
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Unknown (ただち恵子)
2020-06-16 21:21:07
「泉大津市 妊婦」さんへ

私も長女、7月。次女8月の出産でした。

大きなおなかで過ごした夏を思い出します。

その娘たちも今、子育て真っ最中。

どうぞ、元気な赤ちゃんが生まれますように。

明日の質問の準備をしていて、ちょっと煮詰まってきたなあ・・・と思ったところで、いただいたコメントに気が付きました。明日の3時ごろの質問になります。
がんばって皆さんの声を届けます。

子育てのなかで思うこと、たくさんあることだろうと思います。「欲張り」なんて遠慮なさらずに、声をあげてくださいね。子どもたちは、みんなの宝ですから。


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