こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

政治家にとって「任期」とは?

2012-11-24 23:55:30 | つぶやき
きょうの朝日、毎日の朝刊に大阪18区の自民党公認予定候補に泉大津の現職市長を内定したという記事が掲載された。

きょうは事務所前の土曜朝市。人の輪が出来てそこでも話題となっていた。

「18区候補の公募に応じ、公認されれば市長を辞職する」というご本人の意向はすでに報道されている。

政治家として自ら進む道は本人の決断ではあるが、このタイミングとは一体何だ?!という率直な思いがある。

9月に市立病院の院長が辞職。今は院長不在の病院。市長は病院の開設者として「経営形態移行の結論を今年度中に出す」と10月の決算委員会で明言した。先日は「26日に病院問題で議員総会開催の予定」と議長から報告があったところだ。
幼保一体化の問題でも、市長直轄のプロジェクト・チームが10月に発足したところ。
その後の進展も何も報告されていない。

様々な課題を積み残したまま、市長不在の1ヶ月半となるのだろうか。それは来年度予算の編成にとっても重要な時期になる。

週明けに正式に「市長辞職」となれば、50日以内に選挙が行われる。年始の休み明け、新年早々の市長選挙だ。6日告示、13日投票が「50日以内」のギリギリのようだ。12月はまるまる「市長不在」の期間。そのなかで11日から第4回定例会開催の予定。21日には委員長を務めている厚生文教常任委員会協議会の案件説明もすでに受けた。

「発つ鳥 あとを濁さず」というが、「おおいに濁る」のではないだろうか?

政治家にとって定められた「任期」とは、よほどのことがなければ全うすることが有権者に対する責任のはず。そのあたりまえのことがあたりまえでなくなっているように思う。

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