大阪にカジノは、いらない

昨年末、カジノ法案が、「あれよあれよ」という間に、国会を通過。

大阪は、万博とセットで誘致に熱をあげています。


人の不幸の上に、誰かが儲けて「経済活性化」なんて、どう考えてもおかしい。


だから、日本中のどこにも、カジノは、いらない。


「我が街にカジノはゴメン」の声を全国津々浦々から。

それがきっと「実施法」を作らせないことにつながると思います。


夢洲へのカジノ誘致推進に関する意見書（案）

　昨年末、「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」、いわゆる「カジノ解禁推進法」が国会で成立したことを受け、大阪府は「万博とのセットで大阪に圧倒的な賑わいをつくりたい」として、大阪・夢洲にカジノ施設を誘致する動きを強めている。
　「カジノ解禁」に対し、日本弁護士会連合会は、その経済効果のプラス面のみが喧伝され、マイナス要因の検証がほとんどされていないことを指摘し、暴力団対策、マネーロンダリング（資金洗浄）対策、ギャンブル依存症の拡大、多重債務問題の再燃の危険性、青少年の健全育成への悪影響などの問題点をあげている。また「サラ金被害」救済や貧困問題に取り組む団体などからも、「賭博場設置反対」の声があがっている。
　何の生産物も生み出さず、人の不幸を踏み台にするギャンブルは、健全な社会の建設と相いれないものである。
　よって本市議会は、大阪府に対し、府民の暮らしを破壊し、地域経済の発展にも逆行するカジノ誘致を行わないよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。


平成２９年3月　　日

泉大津市議会

送付先；大阪府知事
素直に「カジノ誘致に反対する意見書」としなかったのは、一部に「反対」という表現に拒絶反応があるようなので。