こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

花は咲く。人には暮らしがある。

2020-04-08 23:21:48 | 季節・花
コロナの影響で税の申告期限が、4月16日まで1ヵ月延長なったテクスピア大阪の会場に出かけた方から、「緊急事態宣言と言って、感染防止と言って、応対する税務署の職員が半分に。電話で確認してから行ったのに、『本日の受けつけは午前中で締め切り』。明日、出直さなければならなくなった!」と嘆きのメールでした。

いろんなところに、いろんな影響が・・・。

突然の始業式の中止。久しぶりで先生や友だちと会うのを楽しみにしていたのに・・・というつぶやきも。


そんなときでも、人の暮らしには、いろんな不安や悩みや困りごとがおそいます。

「去年、一大決心で手術したのに、痛みがひどくなり、このままでは再手術と言われた。」

「年金だけで足りなくて、何とか仕事を探しては働いてきたが心も体も限界」

「給料未払いで家賃滞納。ついに立ち退きを言い渡された。」

「夫のDVにおびえて暮らしている。子どもがいるから出ていくこともできない」

「緊急事態宣言」を前後して、たくさんの相談事が寄せられています。

コロナとは無関係に「それぞれの緊急事態」です。


何年ぶりかで声を聴く方もありました。

ご無沙汰しているうちに、状況はますます深刻になっています。


そんな時ですが、少し時間の隙間ができて、桜を見に行ってきました。

浜寺公園も黒鳥公園も、そして地元の助松団地の桜並木も、みんな見事なのですが。

私にとっては、桜のイチオシはここ。

和泉市の陰涼寺の境内。

人の案内で初めて訪ねたとき「心洗われるとはこういうことか」と思ったものでした。





例年と違うのは、満開のこの季節に、人の姿がほとんどないこと。



竹林の新緑に包まれて深呼吸。


いつもとは違う春です。

それでも花は咲く。

そして人には暮らしがある。
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