バイオの故里から

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ATオリゴヌクレオチドを有効成分とする免疫応答増強性薬剤及び食品組成物

2017年08月24日 | 抗体 免疫 抗原 
出願人: 明治乳業株式会社, 国立大学法人東北大学
発明者: 北澤 春樹, 齋藤 忠夫, 下里 剛士, 佐々木 隆, 伊藤 喜之

出願 2005-053998 (2005/02/28) 公開 2006-232790 (2006/09/07)

【要約】【課題】ATオリゴヌクレオチドを有効成分とする、免疫応答を増強させる、さらに、リンパ球幼若化活性を増強する、NF=κB転写活性を増強する、Toll様受容体を介する活性を増強する薬剤及び食品組成物の提供。【解決手段】ピロリ菌の増殖抑制効果を有するL.gasseri OLL2716(LG21)株の8塩基からなる免疫応答増強性のある新規なnonCpG配列(AT5AC=L)に含まれる特徴的なコア配列(5&apos_=ATTTTTAC=3&apos_)をゲノムDNA中に385種類の配列を発見した。化学合成した上記 ATオリゴヌクレオチドのリンパ球幼若化活性試験を指標に解析した。標的細胞として、ブタ腸管パイエル板細胞、ブタ脾臓細胞およびヒト末梢血単核球を用いた。さらに、ブタToll様受容体9(TLR9)強制発現細胞株(トランスフェクタント)を用いたNF=κB転写活性試験を行い、最終的にTLR9を介する活性の強い新規なオリゴヌクレオチド10種を見出した。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2006232790/

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