バイオの故里から

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糖鎖カルシトニン誘導体

2006年03月02日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2001-183551 出願日 : 2001年6月18日
公開番号 : 特許公開2002-371097 公開日 : 2002年12月26日
出願人 : 財団法人野口研究所 発明者 : 羽田 勝二 外1名

発明の名称 : 糖鎖カルシトニン誘導体

【解決手段】3位アスパラギン残基の側鎖アミド基の窒素原子に(GlcNAc)2(Man)3(GlcNAc)2、(Man)3(GlcNAc)2あるいは(GlcNAc)2からなる糖鎖が結合しているカルシトニンまたはエルカトニン誘導体を提供する。(但し、GlcNAcはN-アセチル-D-グルコサミン、ManはD-マンノースを示す。)
【効果】本発明のカルシトニンまたはエルカトニン誘導体は、血中カルシウム濃度低下作用が向上しており、医薬の分野に応用される。

出願番号 : 特許出願2001-88146 出願日 : 2001年3月26日
公開番号 : 特許公開2002-145900 公開日 : 2002年5月22日
出願人 : 旭化成株式会社 外1名 発明者 : 山崎 瑞加 外2名

発明の名称 : カルシトニン2置換誘導体

【解決手段】 アスパラギン残基、および、アスパラギン酸残基をアスパラギンに置換した残基、および、グルタミン残基、および、グルタミン酸残基をグルタミンに置換した残基からなる群より選ばれる2つ以上の残基の側鎖アミド基の窒素原子にN-アセチル-D-グルコサミンが結合しているカルシトニンまたはエルカトニン誘導体を提供する。
【効果】 本発明のカルシトニンまたはエルカトニン誘導体は、血中カルシウム濃度低下作用を有し、医薬の分野に応用されることが期待される。

出願番号 : 特許出願2001-123278 出願日 : 2001年4月20日
公開番号 : 特許公開2002-272479 公開日 : 2002年9月24日
出願人 : 財団法人野口研究所 外2名 発明者 : 羽田 勝二 外1名

発明の名称 : カルシトニン糖鎖誘導体

【課題】 カルシトニン糖鎖誘導体の提供。
【解決手段】 カルシトニンのアミノ酸配列のうち、アスパラギン、アスパラギン酸、グルタミン及びグルタミン酸残基から選ばれる少なくとも2個のアミノ酸残基を、アスパラギン又はアスパラギン酸残基については複合型糖鎖が側鎖アミド基の窒素原子に結合しているアスパラギン残基に、グルタミン又はグルタミン酸残基については複合型糖鎖が側鎖アミド基の窒素原子に結合しているアスパラギン残基に置換したカルシトニン糖鎖誘導体。

出願番号 : 特許出願2000-246206 出願日 : 2000年8月15日
公開番号 : 特許公開2002-60399 公開日 : 2002年2月26日
出願人 : 財団法人野口研究所 発明者 : 羽田勝二 外1名

発明の名称 : 糖鎖カルシトニン誘導体

【目的】 カルシウム調節ホルモンであるカルシトニンに糖鎖を付加した新規複合糖ペプチド誘導体を提供する。
【構成】 1)14位あるいは20位のグルタミン残基にN-結合型糖鎖を付加したカルシトニン誘導体。
2)エンドグリコシダーゼの存在下、14位あるいは20のグルタミン残基にN-アセチル-D-グルコサミンを付加したカルシトニン誘導体に複合糖質の糖鎖を転移させることにより、14位あるいは20位のグルタミン残基にN-結合型糖鎖の付加したカルシトニン誘導体を製造する方法。
【効果】 糖鎖を付加することにより生体内における安定性、薬理作用等の面で改善された有効性の高いカルシトニン誘導体を提供する。

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