バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

今後は抗がん剤などが拡大をけん引する医療用医薬品の国内市場

2018年02月15日 | 医療 医薬 健康

眼科・耳鼻咽喉科疾患治療剤、皮膚科領域などの調査に加え
今後は抗がん剤などが拡大をけん引する医療用医薬品の国内市場を総括分析
― 2024年市場予測(2016年比) ―
■医療用医薬品 9兆5,528億円(5.9%増)
~抗がん剤が拡大をけん引。その他循環器疾患治療剤、中枢神経領域、整形外科領域なども伸びる~
●眼科・耳鼻咽喉科疾患治療剤 3,779億円(20.8%増)
~黄斑変性症治療剤の大幅な需要増加や緑内障治療剤の堅実な伸びで拡大が続く~
●皮膚科領域 2,920億円(43.8%増) ~構成比の大きい皮脂欠乏症治療剤・皮膚軟化剤がけん引~

http://www.group.fuji-keizai.co.jp/press/pdf/180129_18006.pdf

タンパク質相対定量方法

2018年02月15日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸
タンパク質相対定量方法、そのプログラム及びそのシステム

出願人: 国立大学法人 東京大学
発明者: 宮野 悟, 長崎 正朗, 斉藤 あゆむ

出願 2006-292930 (2006/10/27) 公開 2008-107305 (2008/05/08)

【要約】【課題】タンパク質の相対定量を行うのに適したMSデータを選出する。【解決手段】同じアミノ酸配列を持つが異なる同位体が導入された二以上のタンパク質から得られるペプチド断片の混合物をLC/MS/MS装置に供することにより得られたMSデータに基づくタンパク質の相対定量を、コンピュータソフトウェアを用いて行う。具体的には、ペプチド断片を決定する際に用いられたMSデータを暫定基準MSデータとし(S310)、そのLC保持時間の前後所定の範囲に存在するMSデータの各々につき明確性指標を算出し、その最も大きな値を基準値とする(S315~S340)。その基準値の算出に用いられたMSデータ(基準MSデータ)のLC保持時間の前後に存在するMSデータの各々につき明確性指標を算出し、算出した明確性指標と基準値とに基づいてタンパク質の相対定量に用いるMSデータを選出する。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2008107305/

「目」の色が変わる花粉観測ロボ、全国に設置へ

2018年02月15日 | アレルギー アトピー

14時36分
日本各地への発送準備が進む花粉観測機「ポールンロボ」(13日、千葉市美浜区で)=菅野靖撮影
日本各地への発送準備が進む花粉観測機「ポールンロボ」(13日、千葉市美浜区で)=菅野靖撮影

 千葉市美浜区の気象情報会社「ウェザーニューズ」で、全国1000か所に設置する花粉観測機「ポールンロボ」の発送準備が行われている。

 観測機は人間の顔をイメージした直径約15センチの球体。「口」で大気を吸い込んで花粉を検知し、その数で「目」の色が変わる仕組み。 読売新聞(web版) 2018年02月14日

生まれつき目・耳など感覚器の障害を持つCHARGE症候群において胎生期に細胞の遊走障害が生じていることをiPS細胞技術により解明

2018年02月15日 | 細胞と再生医療
-感覚器などの頭部形成に関わる神経堤細胞の病態解析モデルを構築-

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2017.11.28
慶應義塾大学


慶應義塾大学医学部生理学教室の岡野栄之教授、奥野博庸助教らを中心とする研究グループは、生まれつき感覚器の障害をもつ CHARGE 症候群の症状が、胎生期の神経堤細胞の遊走障害(細胞の動く速度が遅いこと)が要因となって、障害が現れることを、患者由来ヒト多能性幹細胞(iPS)を用いた疾患モデルにより解明しました。
https://research-er.jp/articles/view/65421

神経前駆細胞を正常に保つ仕組みを解明

2018年02月15日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
神経前駆細胞を正常に保つ仕組みを解明 -生まれつきの障害を持つ CHARGE 症候群の治療につながる成果-

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.02.14
慶應義塾大学

慶應義塾大学医学部生理学教室の岡野栄之教授、神山淳准教授らを中心とする研究グループは、感覚器障害などの症状が現れる CHARGE 症候群(注 1)の原因遺伝子である CHD7の機能を解析し、CHD7 がヒト中枢神経系に存在する神経前駆細胞の正常な性質を維持する遺伝子群を制御していることを明らかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/67873

免疫調節物質であるGalectin-3が早産の発症に中心的役割を果たすことを解明

2018年02月15日 | からだと遺伝子

プレスリリース 掲載日:2018.02.14
広島大

広島大学大学院医歯薬保健学研究科口腔顎顔面病理病態学研究室(髙田 隆教授)の宮内睦美准教授を中心とした研究チームは、歯周病原細菌(P.g.)歯性感染マウスモデルを用い、口腔から感染させた歯周病原細菌が胎盤に感染し、胎盤に傷害を与えるとともに、胎盤における出産関連因子(TNF-α(注 5)、 IL-8 、 COX-2(注 6))の産生促進や胎盤細胞の接着に必要な CD66a の発現抑制を誘導し、早産が発症すること、これらの胎盤の変化には胎盤細胞から産生される免疫調節物質;Galectin-3が中心的な役割を果たすことを明らかにしました。Galectin-3 は羊水や母体の血清中でも 有意に上昇しており、新しい早産の予測/診断のマーカーとなる可能性が示唆されました。
https://research-er.jp/articles/view/67876

LC-SCRUM-Japan の遺伝子スクリーニングに基づいて、分子標的治療薬に対するがんの新しい薬剤耐性メカニズムを発見

2018年02月15日 | 創薬 生化学 薬理学
LC-SCRUM-Japan の遺伝子スクリーニングに基づいて、分子標的治療薬に対するがんの新しい薬剤耐性メカニズムを発見 RET融合遺伝子上に生じるアロステリック効果を持つ二次変異

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.02.14
理化学研究所 京都大学 東京大学 国立がん研究センター 日本医療研究開発機構

国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長:中釜 斉、東京都中央区、略称:国がん)の研究所(所長: 間野博行)ゲノム生物学研究分野、中奥敬史研究員、河野隆志分野長、東病院(院長:大津 敦)呼吸器内科、後藤功一科長らは、国立大学法人京都大学、国立大学法人東京大学、国立研究開発法人理化学研究所、英国クリック研究所と共同で、分子標的治療薬・バンデタニブによって治療されたRET融合遺伝子陽性の肺がん患者さんのがん試料の機能ゲノム解析を行い、新しい薬剤耐性メカニズムを発見しました。
https://research-er.jp/articles/view/67879

妊娠中の一価不飽和脂肪酸、α リノレン酸、リノール酸摂取が 幼児の情緒問題のリスクを高める

2018年02月15日 | 健康・栄養機能性成分
世界初の研究成果! 妊娠中の一価不飽和脂肪酸、α リノレン酸、リノール酸摂取が 幼児の情緒問題のリスクを高める

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.02.14
愛媛大学

愛媛大学が主導する共同研究チーム(国立保健医療科学院、東京大学、琉球大学)が、世界で初めて、妊娠中の一価不飽和脂肪酸、αリノレン酸、リノール酸摂取が、生まれた子の情緒問題のリスクを有意に高めることを示す研究成果を発表した。
https://research-er.jp/articles/view/67890