バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

住友ベークライトとiCeMS、NEDO事業でES/iPS細胞の顔「糖鎖」の解析キットを開発、商品化へ

2013年04月14日 | NEWSクリッピング
 住友ベークライト株式会社と京都大学物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)は、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)プロジェクト「ヒト幹細胞実用化に向けた評価基盤技術の開発」において、ヒト多能性幹細胞の表面の糖鎖を解析して分化・未分化の状態を判別する技術を開発し、この成果を活用した「ヒト幹細胞糖鎖精製ラベル化キット(BlotGlyco®)」を住友ベークライトが商品化しました。
http://www.icems.kyoto-u.ac.jp/j/pr/2013/04/11-nr.html


東大、歯根膜形成に関与するたんぱく質を発見-分子マーカーに応用

2013年04月14日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸
 東京大学医学部付属病院の小宮山雄介特任臨床医と同大学大学院工学系研究科の大庭伸介特任准教授らのグループは、歯根膜の形成に「テノモジュリン」(Tnmd)と呼ぶたんぱく質が関与していることを発見した。歯根膜の形成を確認するための分子マーカーに応用できると期待される。成果は米オンライン科学誌プロスワンに掲載された。日刊工業新聞(online) 2013年04月12日


自然科学研究機構、脊髄神経を外部のコンピューター介し人工的に接続

2013年04月14日 | NEWSクリッピング
 自然科学研究機構生理学研究所の西村幸男准教授は米ワシントン大学と共同で、切断した脊髄の神経を外部のコンピューターを介して人工的に接続する技術を開発した。脊髄損傷で四肢がまひしたサルでの実験で、指や手首を動かす脊髄の神経と脳を接続し、手の運動機能を回復させることに成功した。今後、電気信号を処理するコンピューターを小さなチップにして体内に埋め込む技術を研究していくという。日刊工業新聞(online) 2013年04月12日