バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

細胞培養容器およびそれを用いた培養装置

2013年04月02日 | 細胞と再生医療


出願番号 : 特許出願2011-130197 出願日 : 2011年6月10日
公開番号 : 特許公開2012-254057 公開日 : 2012年12月27日
出願人 : 株式会社日立製作所 発明者 : 周 広斌 外4名

【課題】誘電泳動による細胞や微生物操作において、細胞操作工程を簡便にし、細胞へのストレスを低減し、さらに、培養した細胞の剥離時における細胞への負荷を低減することであり、これにより、細胞培養容器の培養効率向上と電気信号による細胞分布および増殖状況の計測を図ることを可能とする。
【解決手段】本発明の細胞培養容器は、筐体で囲まれ培地を保持する空間部と、空間部の底面上に設けられ細胞を接着し保持する細胞接着部とを有し、細胞接着部は、空間部内の細胞を細胞接着部に誘導して固定する細胞固定機構と、細胞接着部に接着されている細胞を剥離する細胞剥離機構とを備え、細胞固定機構は、細胞接着部に設けられた電極に前記空間部に不均一電場を発生する電圧印加手段を有し、細胞剥離機構は、細胞接着部に設けられた電極に空間部に電気分解を発生する電圧印加手段を有する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


受精前のマウスの卵子を凍結保存

2013年04月02日 | 生命科学 生物誌
 麻布大学獣医学部の研究グループが、受精前のマウスの卵子を受精率を下げずに凍結保存することに成功したと発表し、将来、生殖医療の研究にも役立つとしています。

国内では病気の遺伝子などがある数万種類のマウスの受精卵が研究施設などで凍結保存され、薬の実験などに使われています。NHK News.,2013年4月1日


腫瘍細胞増殖を抑制するオリゴヌクレオチド及び方法

2013年04月02日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2010-130101 出願日 : 2010年6月7日
公開番号 : 特許公開2010-265270 公開日 : 2010年11月25日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 発明者 : 浜口 道成 外2名

【課題】NEK2キナーゼが胆管癌細胞などの腫瘍細胞において特異的に発現していることを見出し、RNA干渉法によりこのNEK2キナーゼの発現を抑制すると、これら腫瘍細胞の増殖が抑制する方法の提供。
【解決手段】NEK2遺伝子の特定塩基配列中の連続する19塩基を少なくとも含む、該遺伝子の塩基配列の連続する30塩基以下の塩基配列に相当するオリゴリボヌクレオチド及びその相補的オリゴリボヌクレオチドから成る2本鎖RNAを腫瘍細胞へ導入することからなる、該腫瘍細胞を抑制する方法。J-Store >>国内特許コード P110004450


出願番号 : 特許出願2010-130102 出願日 : 2010年6月7日
公開番号 : 特許公開2010-270119 公開日 : 2010年12月2日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 発明者 : 浜口 道成 外2名
発明の名称 : 腫瘍細胞増殖を抑制するオリゴヌクレオチド及び方法
【課題】NEK2キナーゼが特異的に発現している胆管癌細胞などの腫瘍細胞増殖抑制剤の提供。
【解決手段】RNA干渉法によりNEK2キナーゼの発現を抑制すると、これら腫瘍細胞の増殖が抑制された。NEK2遺伝子の特定塩基配列中の連続する19塩基を少なくとも含む、特定塩基配列中の連続する30塩基以下の塩基配列に相当するオリゴリボヌクレオチド及びその相補的オリゴリボヌクレオチドから成る2本鎖RNAを有効成分として含む腫瘍増殖抑制剤。J-Store >>国内特許コード P110004451

マトリックスメタロプロテネース9遺伝子選択的発現抑制剤

2013年04月02日 | 癌 ガン がん 腫瘍

国際出願番号 : PCT/JP2009/057801 国際出願日 : 2009年4月17日
国際公開番号 : WO2009/128547 国際公開日 : 2009年10月22日
出願人 : 学校法人日本大学 発明者 : 永瀬 浩喜 外1名

マトリックスメタロプロテネース9遺伝子発現抑制剤、マトリックスメタロプロテネース9関連疾患の治療薬及び制癌剤を提供する。
当該薬剤は、N-メチルピロール単位、N-メチルイミダゾール単位及びγ-アミノ酪酸単位を含むピロールイミダゾールポリアミドであって、ヒトマトリックスメタロプロテネース9遺伝子プロモーターの所定の塩基配列(配列番号2,4)の一部又は全部とこれに対する相補鎖を含む二重らせん領域の副溝内において、前記γ-アミノ酪酸単位の部位で折りたたまれてU字型のコンフォメーションをとることができ、C-G塩基対に対してはPy/Im対が、G-C塩基対に対してはIm/Py対が、A-T塩基対及びT-A塩基対に対してはいずれもPy/Py対がそれぞれ対応する、上記ピロールイミダゾールポリアミドを含んでいる。J-Store >>
国内特許コード P120007030



個別化治療診断のためのマーカータンパク質絶対量の定量方法

2013年04月02日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸
出願番号 : 特許出願2011-64145 出願日 : 2011年3月23日
公開番号 : 特許公開2012-197258 公開日 : 2012年10月18日
出願人 : 国立大学法人東北大学 発明者 : 大槻 純男 外1名

【課題】疾患の診断又は治療のための指標となるタンパク質を一斉に定量することができる、液体クロマトグラフ-タンデム質量分析装置(LC/MS/MS)を用いた高感度なタンパク質の定量方法を提供すること。
【解決手段】被定量タンパク質のペプチド断片を調製する工程において、試料中の被定量タンパク質を、リシルエンドペプチダーゼを用いて断片化した後に、さらに、トリプシンを用いて断片化する。また、液体クロマトグラフ-タンデム質量分析装置(LC/MS/MS)の液体クロマトグラフ部において30~70分の間に溶出されるペプチドを同定し、該ペプチドを定量対象ペプチドとして用いる。J-Store >>国内特許コード P120008043


上海市 鳥フルで緊急対策本部を設立

2013年04月02日 | NEWSクリッピング

中国の上海で、これまで人への感染が確認されていなかった「H7N9型」の鳥インフルエンザで2人が死亡したのを受けて、2日夕方、上海市の衛生当局が記者会見し、新たな感染例は確認されていないと強調したうえで、緊急対策本部を設立したことを明らかにしました。

記者会見した上海市の衛生当局者は、「H7N9型」の鳥インフルエンザウイルスに感染した2人について、市内の同じ病院で死亡したものの、入院していた時期は異なることを明らかにし、感染ルートは依然、調査中だとしました。そして、「原因不明の肺炎による新たな病例は報告されていない」と述べ、新たな感染例や感染が疑われる事例は確認されていないと強調しました。
そのうえで、衛生や農業などの部門からなる緊急対策本部を2日に設立し、医療機関に対してこれまで毎週1回行うよう求めていた原因不明の肺炎の患者を診察していないかどうかの報告を毎日行うように改めるなど、監視態勢を強化したことを明らかにしました。
上海にある日本総領事館は、在留している日本人に対し、不用意に鳥や家畜に近寄ったりせず、手洗いやうがいを励行し、衛生管理に十分注意するよう呼びかけています。MHK News.,2013年4月2日 21時53分

「H7N9型」感染 新たに4人確認

上海などで3人が感染し、このうちの2人の死亡が確認された、「H7N9型」の鳥インフルエンザウイルスについて、中国東部の江蘇省の衛生当局は、南京市などで新たに4人の感染が確認されたと発表しました。

発表によりますと、4人の患者はそれぞれ、南京市の45歳の女性、宿遷市の48歳の女性、蘇州市の83歳の男性、無錫市の32歳の女性です。NHK News.,2013年4月2日 21時53分

iPS細胞でアルツハイマー病再現 京大グループ

2013年04月02日 | 医療 医薬 健康
iPS細胞でアルツハイマー病を解明へ
魚などDHAに抑制効果

 京都大iPS細胞研究所の井上治久准教授らのグループは、iPS細胞でアルツハイマー病患者の脳の神経細胞を再現し、発症のメカニズムを一部解明したと発表した。21日付の米科学誌「セル・ステム・セル」オンライン版に掲載された。再現した脳細胞の一部では、青魚に多く含まれ体に良いとされるドコサヘキサエン酸(DHA)などの投与の効果が確認され、研究が進めば、症状が顕著に現れる前に治療する「先制医療」につながると期待される。MSN産経新聞(Online) 2013.2.22

神戸大大学院にiPS細胞の研究分野 京大から教授招き4月に開設

2013年04月02日 | NEWSクリッピング
 神戸大は28日、同大大学院医学研究科(神戸市)の内科系講座に4月1日から人工多能性幹細胞(iPS細胞)の研究と人材育成を進める「iPS細胞応用医学分野」を開設すると発表した。ノーベル賞を受賞した山中伸弥教授が所長を務める京大iPS細胞研究所の青井貴之(たかし)教授(39)が、特命教授として着任する。iPS細胞研究に特化した専門分野が大学院に設置されるのは珍しい。

 京大の研究所や網膜再生への応用を目指す理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)などとも連携する。MSN産経新聞(Online) 2013.3.28


iPS作製妨げる遺伝子を解明 京大、効率化など期待

2013年04月02日 | 細胞と再生医療

 さまざまな組織や臓器の細胞になる能力がある人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作製を妨げる遺伝子を、京都大iPS細胞研究所のグループが明らかにし、1日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。

 体を修復する再生医療で有望なiPS細胞作製の効率化や高品質化に役立つと期待される。共同通信47News.,2013-04-02


ワサビノキ科に属するモリンガの乾燥殺菌粉末及び液体抽出と酸化腐敗防止方法。

2013年04月02日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2011-126709 出願日 : 2011年5月20日
公開番号 : 特許公開2012-241186 公開日 : 2012年12月10日
出願人 : 嘉納 輝明 発明者 : 岩附 直 外1名

【課題】ワサビノキ科に属するモリンガの茎・根・葉・種子からの有用成分を含有する抽出液及び低分子植物油の提供。
【解決手段】モリンガの茎・根・葉・種子に、天然ミネラルイオン含有パイナップル酵素果汁液を浸透・含浸させた後、過熱蒸気乾燥殺菌処理装置にて処理し、これを粉砕してモリンガの茎・根・葉・種子の乾燥殺菌粉末とする。この粉末から常法による温水抽出液にて有用成分抽出液を得る。また、種子の圧搾抽出により低分子植物油が得られる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)