バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

日本品種と中国およびベトナム産チャにおける葉緑体 DNA塩基配列の差異

2009年04月07日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
主要な日本チャ品種の葉緑体 rbcL-accD 領域の塩基配列は、「からべに」を除き2種類のタイプに分類される。一方で、中国およびベトナム産栽培チャでは多数のタイプが存在するため、この領域は日本品種と中国産およびベトナム産栽培チャの識別に利用できる。
[担当]野菜茶研・野菜・茶の食味食感・安全性研究チーム 研究成果

チャのメチル化カテキン生合成酵素 CsOMT の cDNA 単離と特性

2009年04月07日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
「べにふうき」生葉から単離した cDNA から推定されるメチル化カテキン生合成酵素CsOMT(Camellia sinensis O-methyltransferase)は 27.6KDa の分子量を持ち、EGCGに反応して3種のメチル化カテキンを生成する。
[担当]野菜茶研・野菜・茶機能性研究チーム 研究成果

グルタミン酸脱炭酸酵素変異体

2009年04月07日 | 抗体 免疫 抗原 
国際出願番号 : PCT/JP2006/305628 国際出願日 : 2006年3月15日
国際公開番号 : WO2006/098485 国際公開日 : 2006年9月21日
出願人 : 学校法人東京理科大学 発明者 : 吉田 充輝 外3名
発明の名称 : グルタミン酸脱炭酸酵素変異体
インスリン依存型糖尿病の早期診断のために有用な、膵臓ランゲルハンス島β細胞特異的自己抗体に対する抗原性が維持され、かつ熱安定化したGAD65変異体を提供する。
GAD65遺伝子を鋳型として、Error-pronePCRを行い、得られたランダム遺伝子ライブラリーを用いて、宿主微生物を形質転換させ、その発現タンパク質が加熱処理後において、膵臓ランゲルハンス島β細胞特異的自己抗体に対する抗原性を有するか否かを指標にスクリーニングを行い、熱安定性及び抗原性を有するGAD65変異体を得る。明細書(PDF) >> PatentScorp

Tecチロシンキナーゼ遺伝子のプロモーター活性を有するDNA

2009年04月07日 | からだと遺伝子
国際出願番号 : PCT/JP97/00741 国際出願日 : 1997年3月10日
国際公開番号 : WO97/34007 国際公開日 : 1997年9月18日
出願人 : 株式会社ディナベック研究所 発明者 : 間野 博行 外2名

発明の名称 : プロモーター

本発明により、Tecチロシンキナーゼ遺伝子のプロモーター活性を有するDNAが提供された。さらに、本発明により、該プロモーターを組み込んだベクターが提供され、造血幹細胞や肝臓細胞などにおいて外来遺伝子を高発現させることが可能となった。 明細書PDF >> PatentScorp

慢性骨髄性白血病の分子診断方法

2009年04月07日 | からだと遺伝子
国際出願番号 : PCT/JP2002/001901 国際出願日 : 2002年3月1日
国際公開番号 : WO2002/070747 国際公開日 : 2002年9月12日
出願人 : 藤沢薬品工業株式会社 発明者 : 間野 博行

発明の名称 : 慢性骨髄性白血病の分子診断方法

IFIT-2遺伝子、LAGE-1遺伝子、BAGE遺伝子、DDB1遺伝子、ETS2遺伝子、PIASy遺伝子、PIASx-α遺伝子、PIASx-β遺伝子及びDAPK3遺伝子からなる群から選択されるいずれかの遺伝子の、被検組織又は被検細胞における発現レベルを測定すること、あるいは当該遺伝子のいずれかを含む遺伝子群の発現プロファイルを決定することにより慢性骨髄性白血病を検査することを特徴とする慢性骨髄性白血病の検査方法。 明細書PDF >> PatentScorp

成人T細胞白血病予防治療剤

2009年04月07日 | 医療 医薬 健康
国際出願番号 : PCT/JP2006/311336 国際出願日 : 2006年6月6日
国際公開番号 : WO2006/132251 国際公開日 : 2006年12月14日
出願人 : 間野 博行 外2名 発明者 : 間野 博行 外3名

発明の名称 : 成人T細胞白血病予防治療剤

本発明は、NK4、NK4をコードするDNA又は抗HGF抗体等のMET受容体阻害物質を含有することを特徴とする成人T細胞白血病予防治療剤を提供する。本発明の剤は、成人T細胞白血病の病気進行機構であるHGF-MET系の活性化を阻害し、ヒトT細胞白血病ウイルスI型がT細胞に感染することにより引きおこされる白血病である成人T細胞白血病の予防治療に有用である。 明細書PDF >> PatentScorp

骨髄異形成症候群(MDS)の検出方法及びMDSの治療剤

2009年04月07日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2000-85153 出願日 : 2000年3月24日
公開番号 : 特許公開2001-269174 公開日 : 2001年10月2日
出願人 : 麒麟麦酒株式会社 外1名 発明者 : 間野 博行

発明の名称 : 骨髄異形成症候群(MDS)の検出方法及びMDSの治療剤

【課題】 従来白血病との差別化が困難であったために最適な治療が難しかった骨髄異形成症候群(MDS)を分子的に検出すると共に、新規な治療剤を提供する。
【解決手段】 2種の細胞集団における遺伝子発現の比較から真に生物学的に意味のあるデータを抽出するために、バックグラウンドがマッチした集団スクリーニング(BAMPスクリーニング)法により、特にMDSの検出に有用なDlk遺伝子を同定した。Dlkの発現を検出することによって、MDSの分子診断が可能となった。検体中のDlk遺伝子の発現の増大、または検体中のDlk遺伝子発現産物と抗Dlk抗体との結合を指標として、MDSを検出する。明細書Text >> J-tokkyo


多発性骨髄腫の分子診断方法

2009年04月07日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2001-337752 出願日 : 2001年11月2日
公開番号 : 特許公開2005-137202 公開日 : 2005年6月2日
出願人 : 藤沢薬品工業株式会社 発明者 : 間野 博行

発明の名称 : 多発性骨髄腫の分子診断方法

【課題】疾患の状態、病期に特異的に発現の差異が見られる遺伝子マーカーを提供すること。
【解決手段】特定の多発性骨髄腫特異的遺伝子について、被検試料中における少なくとも1種の該多発性骨髄腫特異的遺伝子の発現レベルの測定、又は少なくとも2種の該遺伝子を含む遺伝子群の発現プロファイルの決定を行なう多発性骨髄腫検査方法;該検査方法に基づく多発性骨髄腫病期判定方法;被検物質の有無に依存して、該遺伝子の発現が変動することを指標とする多発性骨髄腫治療又は予防に有効な化合物の評価方法;該化合物;該遺伝子のmRNAのアンチセンス核酸、該mRNAを特異的に切断するリボザイムまたは該遺伝子によりコードされたポリペプチド又はその断片に特異的に結合する抗体を含有した治療又は予防剤;該抗体を含有した、多発性骨髄腫の研究試薬、遺伝子の発現レベルの異常をもたらす核酸多型を検出する多発性骨髄腫易罹患性のリスク判定方法;並びに該遺伝子によりコードされたポリペプチドの生物学的活性の異常をもたらす核酸多型を検出する、多発性骨髄腫易罹患性のリスク判定方法。 明細書Text >> J-tokkyo

骨髄異形成症候群特異的遺伝子同定方法

2009年04月07日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2004-119880 出願日 : 2004年4月15日
公開番号 : 特許公開2005-295948 公開日 : 2005年10月27日
出願人 : 藤沢薬品工業株式会社 発明者 : 間野 博行

発明の名称 : 骨髄異形成症候群特異的遺伝子同定方法

【課題】 骨髄異形成症候群(MDS)は、比較的高い発生率を示すにもかかわらず、進行期にあるMDS患者を処置するための効果的な手段はほとんど存在しない。DNAマイクロアレイは、MDSの分子的病因を明らかにし、MDSに対する新規な処置法を開発するための有用なツールと考えられる。しかしながら、MDSの異なる病期にある個体からの骨髄単核細胞についてのDNAマイクロアレイを用いた単純な比較では、主として、その発現の変化が骨髄中のMDS芽球の割合のみを反映する「偽陽性」遺伝子の単離に終わってしまう。
【解決手段】 健康な有志者及び30人のMDS患者の骨髄よりAC133細胞表面マーカー陽性造血幹細胞を精製し、本発明者が作成したマイクロアレイにより2304遺伝子について発現プロファイルを比較するのに使用した。その結果、緩徐進行期または進行期の一方で特異的に発現する遺伝子群の単離に成功した。 明細書Text >> J-tokkyo

EML4-ALK融合遺伝子

2009年04月07日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2007-265917 出願日 : 2007年10月11日
公開番号 : 特許公開2008-295444 公開日 : 2008年12月11日
出願人 : アステラス製薬株式会社 外1名 発明者 : 間野 博行 外4名

発明の名称 : EML4-ALK融合遺伝子

【課題】肺がんの新たな原因遺伝子を解明し、これにより、当該遺伝子、その検出方法及びそのためのキット、癌治療剤のスクリーニング方法、並びに医薬組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】癌患者の一部に存在している融合遺伝子が癌の原因遺伝子であることを見出し、当該遺伝子及びそれによりコードされる蛋白質の検出方法を構築した。前記蛋白質を用いた前記蛋白質抑制剤(即ち前記融合遺伝子陽性の癌治療剤)スクリーニング方法を構築した。前記蛋白質抑制剤が抗腫瘍効果を示すことを明らかにした。これらにより、スクリーニングツールとして有用な新規融合遺伝子、融合蛋白質、スクリーニング方法、並びに前記融合遺伝子陽性の癌治療用医薬組成物を提供した。また、前記融合遺伝子陽性の癌を検出するのに有用な検出方法を提供して本発明を完成させた。 明細書Text >> J-tokkyo