バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

シュードノカルジア菌と該菌を利用してコンパクチンを生物転化してプラバスタチンとなす方法

2007年04月14日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-2703 出願日 : 2005年1月7日
公開番号 : 特許公開2005-192569 公開日 : 2005年7月21日
出願人 : 中國石油股▲ふん▼有限公司 発明者 : 林 忠亮 外4名

発明の名称 : シュードノカルジア菌と該菌を利用してコンパクチンを生物転化してプラバスタチンとなす方法

【課題】 シュードノカルジア菌と該菌を利用してコンパクチンを生物転化して プラバスタチンとなす方法の提供。
【解決手段】 本発明は増菌培地により高濃度キノリン(quinoline)を分解させられ、コンパクチンナトリウムに対する高い耐性を示し、コンパクチンナトリウムをプラバスチンナトリウムに転化させる水酸化活性を有することに特徴を有する新規微生物シュードノカルジア菌RMRC PAH42を提供する。本発明はまた、上記新規微生物シュードノカルジア菌の発酵によりコンパクチンナトリウムをプラバスチンナトリウムに転化させるプロセスを提供する。プラバスチンナトリウムは高コレステロール症に対する有効なコレステロール低減薬となりうる。

【富士フイルム】医薬品参入の第1弾はDDS抗癌剤

2007年04月14日 | NEWSクリッピング
 富士フイルムは米国で抗癌剤の開発に乗り出した。3月中旬から米国のバイオベンチャーであるキャンジェン・バイオテクノロジーズと共同で頭頸部癌治療剤の製剤開発に着手、今後非臨床試験、臨床試験を計画しており、医薬品参入の第1弾になりそうだ。
使用されるゼラチンは、ヒトのゼラチン産生遺伝子を酵母に組み込み、培養、精製した。牛由来のゼラチンを使用せず、人獣共通感染症のリスクを少なくした。また、ヒトに対する抗原性が少ないことから、アナフィラキシーショックを引き起こす可能性も低いとしている。 薬事日報2007-04-13

グルタチオンSトランスフェラーゼ活性誘導剤

2007年04月14日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2004-300048 出願日 : 2004年10月14日
公開番号 : 特許公開2006-111565 公開日 : 2006年4月27日
出願人 : 国立大学法人 大分大学 外2名 発明者 : 望月 聡 外2名

発明の名称 : グルタチオンSトランスフェラーゼ活性誘導剤

【課題】植物あるいはその抽出物を有効成分とするグルタチオンSトランスフェラーゼ活性誘導剤を提供する。
【解決手段】シソ科植物及びフトモモ科ユーカリ属植物から選択される1種あるいは2種以上の植物あるいはその抽出物を有効成分とするグルタチオンSトランスフェラーゼ活性誘導剤とする。

がん予防成分をアブラナ科野菜に作らせる新規遺伝子を発見

2007年04月14日 | NEWSクリッピング
理化学研究所、がん予防成分をアブラナ科野菜に作らせる新規遺伝子を発見
-健康機能性の高い野菜の開発に新たな道-
◇ポイント◇ 
・植物のがん予防成分「スルフォラファン」を作るために必須の“PMG1”遺伝子 
・がん予防成分のもととなる「グルコシノレート」を選択的に生合成 
・PMG1の発現制御や遺伝子組換えでグルコシノレート生産のコントロールが可能に 
日経ネット(プレスリリース)2007-04-10
理化学研究所プレスリリース2007-04-10

肥満と糖尿病発症のDNA差異発見 英グループ

2007年04月14日 | NEWSクリッピング
 肥満と糖尿病のなりやすさに関係するDNAの微妙な違い(SNP=スニップ)を英オックスフォード大などのグループが見つけ、13日付の米科学誌サイエンス(電子版)で発表した。新たな治療法につながる可能性がある。

 SNPは、DNAを構成する塩基の配列が1カ所だけ異なっていること。グループは国際協力で見つかってきた49万カ所のSNPについて、糖尿病患者2000人と患者でない3000人とで頻度に差があるものを探した。 朝日新聞2007年04月13日

遺伝子発現プロフィールを用いる、感染症の同定

2007年04月14日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2004-562300 出願日 : 2003年12月19日
公表番号 : 特許公表2006-510382 公表日 : 2006年3月30日
出願人 : 505229748 発明者 : ベビラクア, マイケル 外3名

発明の名称 : 遺伝子発現プロフィールを用いる、感染症の同定、モニタリング、および処置、ならびに感染症に関連する炎症状態の特徴付け

本発明は、感染症にかかった被検体または感染症に関連した感染症状を持つ被検体に関するプロフィール・データ・セットを、RNA源を提供する被検体の試料にもとづいて、決定するための方法を、種々の実施形態で提供する。この方法は、表1の少なくとも2つの構成要素に対応するRNAの量を測定するために増幅を用いることを含む。プロフィール・データ・セットは、各構成要素の基準(measure)から構成され、増幅は実質的に再現可能である測定条件下でおこなわれる。


体脂肪減少効果を有する飲食物及び外用組成物

2007年04月14日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2002-266273 出願日 : 2002年9月12日
公開番号 : 特許公開2003-160505 公開日 : 2003年6月3日
出願人 : ライオン株式会社 発明者 : 滝田 八広 外2名

発明の名称 : 体脂肪減少効果を有する飲食物及び外用組成物

【解決手段】 ヒトエグサ属、アオサ属、アオノリ属、ハネモ属、イワヅタ属、ミル属、マツモ属、オキナワモズク属、モズク科モズク属、コンブ属、カジメ属、アラメ属、ワカメ属、レッソニア属、マクロシスティス属、ヒバマタ属、アスコフィルム属、ホンダワラ科ヒジキ属、ドゥルビレア科ドゥルビレア属、オゴノリ属、アマノリ属、マクサ属、ヒラクサ属、オバクサ属、フノリ属、キリンサイ属、スギノリ属、イリダエア属、ツノマタ属、ダルス属、及びイギス属の海藻群、並びにタベブイア属、アカネスイセン属、ナス属及びフトモモ科ユーカリ属の植物群から選ばれる海藻、植物又はこれらの抽出物を含有する飲食物。
【効果】 本発明の飲食物及び外用組成物は、安全性が高く、体脂肪を減少させる効果があり、肥満やそれに伴う疾病の予防及び治療に有効であることから、応用範囲が極めて広いものである。

オキナワモズク抽出物で育毛剤開発へ

2007年04月14日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
ライオンは、男性ホルモンが脱毛シグナル(NT‐4)の作用を亢進することを初めて解明すると共に、海藻の一種であるオキナワモズクの抽出物を塗布することで、男性ホルモンに起因するNT‐4の生成が抑制され、発毛回復作用があることを見出した。ヒトでの臨床試験はまだ行っていないが、同社では「年内にはオキナワモズク抽出物を用いた育毛剤の製品化を目指し、研究開発を進めていく」としている。 薬事日報2007-04-13

ルムブロキナーゼ乾燥粉末およびその製造方法

2007年04月14日 | 健康・栄養機能性成分
皇漢薬品研究所、ミミズバイオ食品「EFP」本格展開へ
 豊富な血栓溶解酵素

 皇漢薬品研究所(東京都千代田区)はこのほど、中国におけるミミズ抽出エキスのトップ製薬メーカーである百奥薬業と日本国内における販売契約を締結し、ミミズバイオ食品「EFP」(エイセニアフェティダ粉末)の本格展開に乗り出した。健康食品新聞>2007年04月11日号

出願番号 : 特許出願2005-44726 出願日 : 2005年2月21日
公開番号 : 特許公開2005-230013 公開日 : 2005年9月2日
出願人 : ペキン バイアオ ファーマシューティカルズ カンパニー リミテッド 外2名 発明者 : シンゾン ワン

発明の名称 : ルムブロキナーゼ乾燥粉末およびその製造方法

【課題】有効成分の含有量が高く、製品の品質がコントロールでき、かつ工業的に大量生産しやすいルムブロキナーゼ乾燥粉末およびこれを製造する方法を提供する。
【解決手段】蛋白質の含有量が60重量%以上であり、酵素の活性価が14,000~28,000U/mgであるルムブロキナーゼ乾燥粉末である。また、このブロキナーゼ乾燥粉末は、生きているミミズを水で洗浄してから、糖或いは塩化ナトリウムに入れて、室温で静置し、ミミズを刺激し、その消化管中の分泌物を吐き出させた後、ミミズ本体に加水して細胞破砕し、ホモジェネートスラリーを調製して、得られたホモジェネートスラリーは粗残渣を去除、上清化してから、アニオン交換クロマトグラフィーカラム或いはアフィニティークロマトグラフィーカラムを用いて溶離液を収集し、濃縮、脱塩して除菌処理し、除菌された上清を凍結乾燥工程を経て製造される。