バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

種間核移植技術を用いたヒトクローン胚の作製方法

2007年04月09日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2001-506787 出願日 : 2000年6月30日
公表番号 : 特許公表2003-503044 公表日 : 2003年1月28日
出願人 : ワン,ウー-サク 発明者 : リー,ビエオング-チュン 外15名

発明の名称 : 種間核移植技術を用いたヒトクローン胚の作製方法

本発明は種間核移植技術により、ヒトクローン胚を作製する方法を提供する。本発明のヒトクローン胚の作製方法は、ヒトから採取したドナー体細胞系を調製する工程;ウシの卵巣から採取した卵母細胞をin vitroで成熟させる工程;該卵母細胞の周囲の卵丘細胞を除去する工程;成熟卵母細胞の透明帯の一部を切開して切れ目を作り、そして第1極体を含む細胞質の一部を、該切れ目を通して搾り出すことにより除核されたレシピエント卵母細胞を得る工程;除核されたレシピエント卵母細胞に前記ドナー体細胞を注入することによりレシピエント卵母細胞に核を移植し、次いで電気融合し、電気融合した細胞を活性化させることにより胚を得る工程;および胚をin vitroで後活性化し、培養する工程を含んでなる。本発明のヒトクローン胚を用いて、ヒト胚性幹細胞を取得することができ、生物学および医学の分野において幅広く使用することができる。

ソウル大が頭を悩める「黄禹錫特許」

2007年04月09日 | NEWSクリッピング
放棄もできずソウル大が黄禹錫(ファン・ウソク)元教授の幹細胞関連特許で頭を悩めている。特許を維持すると費用がかかり、しかし簡単に手放すのも難しいという立場だ。
ソウル大鞠樑(クク・ヤン)研究処長は8日「幹細胞論文の特許出願の代理人だった法務法人が出願準備費用6千万ウォン(約767万円)を返してほしいという民事訴訟を起こした」と明らかにした。該当の論文は黄元教授が2004年と2005年、サイエンス誌に載せたがねつ造事実が明らかになりサイエンス誌が取り消したものだ。 中央日報(韓国)2007-04-09

がん細胞またはがん発症性ウイルス感染細胞の増殖抑制剤

2007年04月09日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2005-203584 出願日 : 2005年7月12日
公開番号 : 特許公開2007-22929 公開日 : 2007年2月1日
出願人 : 雲海酒造株式会社 外3名 発明者 : 甲斐 孝憲 外6名

発明の名称 : がん細胞またはがん発症性ウイルス感染細胞の増殖抑制剤

【課題】肝がん細胞及び白血病細胞の増殖を抑制しがんの改善に有効に使用できる細胞増殖抑制剤、ウイルス感染細胞の増殖を抑制しがん発症の阻止予防に有効に使用できる細胞増殖抑制剤を提供する。
【解決手段】
細胞増殖抑制剤の有効成分として、ブルーベリー葉の粉砕物、搾汁、あるいはその抽出成分を用いる。

糖尿病の予防・改善用機能性食品

2007年04月09日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2006-335052 出願日 : 2006年12月12日
公開番号 : 特許公開2007-75125 公開日 : 2007年3月29日
出願人 : 小高 勇 発明者 : 山崎 和夫 外1名

発明の名称 : 糖尿病の予防・改善用機能性食品

【課題】本発明の課題は、糖尿病予防・改善剤を含む糖尿病予防・改善作用を有する機能性食品又は食品素材を提供するものである。
【解決手段】菌床人工栽培された乾燥茶樹きのこ(Agrocybe aegerita(Brig.)Sing)子実体の乾燥粉末や乾燥物又は乾燥粉末の熱水抽出液を投与する。また、乾燥茶樹きのこ子実体の乾燥粉末や乾燥物又は乾燥粉末の熱水抽出液を食品原料又は食品素材原料の一部として、糖尿病予防・改善剤用機能性食品又は食品素材を調製する。

スタチンの免疫抑制作用

2007年04月09日 | 創薬 生化学 薬理学
岡崎 仁昭1), 長嶋 孝夫1), 簑田 清次1)
  1) 自治医科大学内科学アレルギー膠原病学部門
日本臨床免疫学会会誌 Vol. 27 (2004) , No. 6 pp.357-360

スタチン系薬物は高脂血症治療薬として現在,国内外で広く使用されている.
近年のスタチン系薬物を使用した大規模臨床試験によると,虚血性心疾患の初発と再発とを予防することが示されている.この動脈硬化性病変への効果は,必ずしもコレステロール低下作用だけに基づくものではないことが最近の研究成果から明らかとなってきた.すなわちスタチンは血清コレステロール低下作用以外にも多面的効果(pleiotropic effect)を有し,例えば,抗酸化作用,血管内皮細胞の分化増殖の促進とその機能障害の改善,血栓形成改善作用,抗炎症作用など直接的に冠動脈イベントなどの動脈硬化を抑制することが示されている. JOI JST.JSTAGE/jsci/27.357

軟骨変性に対するスタチンの抑制効果の検討: スタチンは軟骨細胞機能低下・老化を抑制する

2007年04月09日 | 医療 医薬 健康
遊道 和雄1), 高瀬 有加里1), 唐澤 里恵1), 増子 佳世1), 加藤 智啓1)
1) 聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター

Abstract 目的: 近年、スタチンがHMG-CoA還元酵素阻害作用のみでなく抗炎症作用や軟骨異化抑制効果など運動器疾患に対する薬理作用を有することが報告された。我々はスタチンの軟骨細胞機能低下・老化に対する抑制効果を検討した。 第34回日本臨床免疫学会総会抄録集 J-Stage

ストレプトマイセス属微生物における遺伝子高発現系

2007年04月09日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-244690 出願日 : 2005年8月25日
公開番号 : 特許公開2007-53994 公開日 : 2007年3月8日
出願人 : 小林 達彦 外1名 発明者 : 小林 達彦 外3名

発明の名称 : ストレプトマイセス属微生物における遺伝子高発現系

課題】ストレプトマイセス属に属する微生物における目的遺伝子の高発現系を提供する。
【解決手段】本発明のDNA構築物は、H-ニトリルヒドラターゼ遺伝子プロモーター又はその変異体、H-ニトリルヒドラターゼ転写調節タンパク質をコードする遺伝子又はその変異体、転写活性化タンパク質をコードする遺伝子又はその変異体、マルチクローニングサイト、及びターミネーター又はその変異体を含むことを特徴とする。

バイオ塾情報創庫DB 新着情報2007-04-09

2007年04月09日 | 医薬工学 製剤 DDS
統一地方選挙が通り過ぎ、街は静けさを取り戻してる。とりわけ静岡県は浜松市の政令都市制定に伴った選挙で「舵取り市長」が誰になるかでスタートから変わってくる。とくに関心はなかったのだが、生活の場としての遠州を考える人々の意気込みが選挙を決めたように感じてる。

◇アンジオテンシン変換酵素遺伝子の挿入/欠失多型の効率的タイピング方法
  出願人 : イービーエス株式会社 外2名 発明者 : 勝谷 友宏 外3名
  バイオ塾情報創庫DB 2007*04-09

◇マツ材線虫病「別々に北上」 秋田・岩手で虫のDNA解析
  http://bio21.blog96.fc2.com/blog-entry-29.html

◇<食壇>工業用アルコールの民営化後を探る
  http://plaza.rakuten.co.jp/bio21/diary/200704090000/

◇グルロン酸比率の高いアルギン酸の製造方法
   日澱化学㈱ 特許公開 S63-233797

◇新規HMG-CoA還元酵素阻害薬ピタバスタチン(リバロ錠®)の薬理および薬物動態的特徴と臨床効果
  http://bio21.blog96.fc2.com/blog-entry-30.html

生体バランス改善効果を備えたミネラル含有組成物

2007年04月09日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2002-340508 出願日 : 2002年11月25日
公開番号 : 特許公開2004-175680 公開日 : 2004年6月24日
出願人 : マリーンバイオ株式会社 発明者 : 染谷 秀男 外1名

発明の名称 : 生体バランス改善効果を備えたミネラル含有組成物

【課題】ミネラルを日常生活の中で気軽に摂取でき、かつ、骨粗しょう症患者、高血圧患者、高コレステロール患者、高中性脂肪患者、心臓病患者やそれら疾患の予備軍を減らすことができるミネラル含有組成物を提供する。
【解決手段】ミネラル含有組成物は、天然から産出されたサンゴ化石、又は海洋生物から生成した石灰岩中のカルシウムが海中のマグネシウムで置換されて鉱物化してなる海洋生物由来の鉱物を含有しており、骨密度強化、血圧低下、総コレステロール低下、中性脂肪低下、HDL増加、動悸抑制、瞬き抑制、頭痛抑制、手足・顔の浮腫改善などといった生体バランス改善効果を備えている。

血圧上昇抑制みそ カルピス、マルコメと開発

2007年04月09日 | NEWSクリッピング
 カルピスの健康・機能性食品開発研究所は、血圧上昇を抑える機能を持つみそを、マルコメと共同開発した。具体的な商品化のスケジュールは未定だが、カルピスが技術提供などの形で協力し、「商品化する方向で検討していく」(マルコメ開発部)という。 FujiSankei Business i. 2007/4/9