三光純薬はこのほど、従来に比べて測定時間が短く、等温反応の温度域が広い遺伝子シグナル増幅技術「PALSAR-II」(probe alternation link self-assembly reaction)の米国特許を取得したと発表した。
知的財産2006-11-08
◇Methods of constructing self-assembly of probes and method of detecting the same
U.S.Pat.No.7,122,310(Usui,et.al.,)
出願番号 : 特許出願2002-74553 出願日 : 2002年3月18日
公開番号 : 特許公開2002-355081 公開日 : 2002年12月10日
出願人 : 三光純薬株式会社 発明者 : 薄井 貢 外2名
発明の名称 : オリゴヌクレオチドによる自己集合体の作製方法及び遺伝子の検出方法
【課題】反応時間の短縮、至適反応温度域の拡大、操作性及び応用性の向上した自己集合体の作製方法並びに該方法を利用した簡便な遺伝子の検出方法を提供する。
【解決方法】3’側、中央及び5’側領域の3領域から成り中央領域を互いに相補的且つ3’側及び5’側領域を互いに非相補的な塩基配列とした複数対のダイマー形成用プローブと、3’側及び5’側領域の2領域から成り3’側及び5’側領域を互いに非相補的な塩基配列とした複数対の架橋プローブを用いて、該架橋プローブを該ダイマー形成用プローブより形成されるダイマーを架橋することが可能な塩基配列とし、該プローブをハイブリダイゼーションさせることによりオリゴヌクレオチドが自己集合し、二本鎖の規則的な高次構造を形成させるようにした。
【関連資料】RIIBS Japan>
バイオ塾情報創庫2006-11-10